こんにちは、kenです。
FXの場合、チャートに表示させるテクニカル分析で、移動平均線は鉄板かな?と思っているのですが、移動平均線のパラーメーター設定に迷っている人が多いように思います。
これは昔からある悩みですし、私自身も同じように移動平均線はいくつに設定すれば良いか悩んだので気持ちはよく分かります。
そこで、今回は移動平均線のおすすめパラメーター設定について書いてみようと思います。
FXのチャート分析で使う移動平均線のおすすめ設定
では、いきなりですが移動平均線でおすすめの設定ですが、ズバリ20です。
日足でも5分足でも1時間足でも20が良いかなとわたしは思います。
もしくは21でもいいですね。
大差無いですから。
20にする理由ですが、単純に見ている人が多いというのが理由です。
移動平均線含めたテクニカル分析全般にいえることですが、見てる人が多い、注目している人が多い物ほど機能します。
20もしくは21というのは、ボリンジャーバンドのミドルラインとしても使われる数字で、見ている人が非常に多い設定です。
長期投資には目先の方向性を見るのに使えますし、短期のトレードではトレンドの方向性やエントリーや利確の目安などにも使える万能な数値だと思います。
これが20移動平均線ですが、トレンドを判断するのに分かりやすいです。
この20移動平均を境に、レートが上にあれば上昇中、下にあれば下落中、連続してまたいでる状態ならレンジというざっくりした判断も出来ます。
これ以外がダメというものではありませんが、私なら20を使いますし、実際に使っています。
ちなみに移動平均線は単純移動平均線、SMAを使います。
これも見ている人が多いからというのが理由です。
SMAとして見ている人も多いですが、ボリンジャーバンドミドルラインとして見ている人もいますからね。
FXで勝つには移動平均だけ見ててもダメ
移動平均の設定について書きましたが、一緒に書いておくべきことがあるかなと思って、この部分をかいています。
その一緒に書くべきことというのが、移動平均だけ見ててもFXでは勝てないということです。
移動平均線はテクニカル分析の中でも非常に優れた物だと思いますし、私もあった方が色々判断しやすいと思っていますが、それだけみてて勝てるようなものではありません。
たとえば、移動平均の反発で売買するなどという手法もあります。
それはそれで機能すると思いますが、移動平均と反発だけ見てても絶対勝てないです。
もし、移動平均の反発だけで勝てるのなら、自動売買にでも組み込めば誰でも億万長者にすぐなれます。
でも実際は無理で、移動平均の反発での売買をするにしても、同時にレンジを避けたりする別のルールが必要になります。
移動平均の反発なんて、レンジ内では頻繁に起こりますし、そんなところで入れば損切りの連発になりますからね。
そして、そのレンジを避けるというのが難しいわけです。
だって、レンジかどうかなんて、レンジになってみなきゃわからないのですが、移動平均線に反発した時には、まだ判断できませんからね。
それを想定して確率の高い方へ賭けていくのがトレード。
レンジを確認してからそれを避けることなんて誰にでも出来ますが、それでは遅いわけです。
必要なのは相場観や、相場の流れや動きを想定する力ということになります。
ということで、FXのチャート分析で使う移動平均線のおすすめ設定は20ですが、それだけじゃ勝野は難しいよというお話でした。