こんにちは、kenです。
今回は、少し厳しい話しかもしれませんが、FXには勝てない時期もあるということを記事にしたいと思います。
確かに世の中には勝率の高い手法もあるし、それを使いこなす天才と呼ばれるような人もいますが、ごく一部の人を天才を除けば、どんな手法を使っていてもFXで勝てない時期というのは必ずやってきます。
今回はその理由や原因、そして回避する方法について、私の思うところを書いてみたいと思います。
FXで勝てない時期があるのは何で?
今まで調子が良かったのに、急に勝てなくなる、そんなことはFXでは良くあることです。
いわゆる勝てない時期なのですが、これは必ずきます。
ある手法に出会いそれを試してみると面白いように勝てる。
しばらくトレードを続けていると、何だか徐々に勝てなくなって、思うような結果が出なくなる。
そのうち負けが増えてきて資金を減らしてしまう・・・
こんなのは良くあることだと思います。
なぜそんな勝てない時期が来てしまうのかというと、単純に使っている手法と相場の環境が合わなくなるからです。
どんな相場でも高い勝率を残せる手法というのは残念ながら存在せず、いずれの手法もトレンド相場向きのものなのか、レンジ相場向きの物なのかである程度分類できます。
トレンド相場向きの手法をレンジ相場使えば、勝率は落ち値幅もとれなくなり、負けが増えますし資金も減ります。
こんなレンジ相場で、トレンド相場向きのトレンドがでることを前提にした手法を使えば、どうなるかは明らかです。
伸びると思っては入ったら戻ってきて損切り、そんなのを連発します。
逆に、レンジ相場向きの手法をトレンド相場で使えば、戻ると思ったらグイグイ進んでしまい損切り、そんなことが増え勝率は落ちます。
どんな手法にも向き不向きがあり、自分の使っている手法にあわない相場がきたときが勝てない時期になるというわけです。
上手な人はその時の相場環境に応じて手法を使い分けるのですが、それができれば苦労しませんからね。
勝てない時期は大きく負けないようにする
では、この勝てない時期はどうすれば良いのかというと、簡単な回避方法があります。
それは、勝てなくなってきたら休むことです。
相場の格言に休むも相場というものがありますが、まさにその通りで、自分の手法に合わない相場のときは、少し休んで様子を見るというのがベスト。
トレードしている時間軸にもよりますが、デイトレードなら休むといってもせいぜい数日〜1週間程度。
スイングトレードなら数週間〜1ヶ月程度でしょう。
自分の手法で勝てそうもない相場ならば、諦めて休むというのが最も勝てない時期を乗り切るのにベストな方法です。
ここで無理に勝とうとすると資金をなくしますからね。
休むも相場という格言は、相場のプロが作ったのでしょう。
プロでもいつでも勝てるわけではないので、勝てない時期、勝てない相場は休むのが良いというものだと思います。
勝てない時期の判別から回避まで
ここで問題が一つでてきます。
勝てない時期は休めと言われても、今が勝てない時期なのかどうか、自分ではよくわからないというものです。
私の場合、普段より明らかに勝率が落ちるような時は勝てない時期だと思っています。
もしくは、週ベースで損したとき等です。
何か思うように勝てない、思ったような結果が出ない、そう思ったときは勝てない時期に入ったなという認識を持って、回避に全力を尽くします。
勝てない時期に一番やってはいけないのが、取り返そうとロットをあげたりトレード回数を増やすということ。
これをやると、そもそも勝てない時期ですから、やればやるほど負けが拡大します。
負け始めたなと思ったら、まずは大きく負けないようにロットを落とす。
トレード回数を減らして慎重になる。
この二つを実践します。
休むと相場とは言いましたが、全くトレードしないと勘のようなものが鈍るので、ロットを全く痛くない程度まで落として、かなり慎重にトレードすることで、また勝ち始めるタイミングもわかります。
利益が出てきたらロットを戻していけばいいわけですから、勝てない時期はとにかくロットを落とすことと、慎重にトレードすることで、負けを回避することが可能で、勝てる時期に入るのもつかめますしおすすめです。
以上、FXで勝てない時期が来る原因とその回避方法です。
回避といっても、勝てない時期をなくすことはできないので、勝てない時期をうまく乗り切って、利益を残すという考え方が正しいかもしれませんね。