こんにちは、kenです。
FXをしていると、どうしてもうまくいかない、勝てないというときが出てくると思います。
私なんかは10年以上そんな状態でした。
今だからこそ思えますが、うまくいかないときにはそれなりの理由があるように思います。
なので、今回はFXがうまくいかない原因と、うまくいかない時にやってほしいこと、対策や改善策ですね。
それについて記事にしてみようと思います。
FX自体はきちんと学べば勝つことのできるものですから、うまくいかない理由を一つずつ潰していく作業ができれば間違いなく成長できると思います。
FXでうまくいかない理由
FXでうまくいかないときの理由はいくつかあります。
大抵は以下の4つのうちのいずれかに当てはまると思います。
- 大きな流れを見誤っている
- エントリーのタイミングが悪い
- 決済のタイミングが悪い
- メンタルが弱くルールを守れない
それぞれ詳しく説明します。
大きな流れを見誤っている
うまくいかないときの最大の理由だと私が思うのが、大きな流れを見誤ってる場合です。
いつも通りトレードしているはずなのに負けてしまう。
こんなときは大きな流れを見誤ってしまっている可能性があります。
大きな流れを見誤っているというのは、4時間足や日足で相場の方向性が理解できていない状態です。
相場というのはそれぞれの時間足に流れなどがありますが、大きく分ければデイトレードに関係あるのは数日から1ヶ月程度の大きな流れと、その日1日の中での流れの2つです。
大きな流れは、今現在相場はどのような方向性なのか、下落圧力が強いのか上昇圧力が強い相場なのかということです。
これにはファンダメンタルズも多少関わってきますし、日足や週足、4時間足レベルのサポレジなども関わってきます。
現在の大きな流れはどっち向きなのか、これをしっかり念頭に置いてトレードしなければ、目先の動きにやられてしまいます。
日足レベルで下落圧力が強い時に、5分足で買いサインが出たからとロングしていれば、勝率も落ちますからね。
大きな流れを理解してトレードしているか、していなくてトレードしているかで大きな違いがあります。
エントリーのタイミングが悪い
もう一つうまくいかない場合に問題のある可能性があるのはエントリータイミングです。
どこでエントリーするのか、このタイミングのとり方が悪いと、どうしたって勝てません。
エントリーして損切りになって思惑の方向に行くとか、エントリーできずに終わってしまうとか、そんなことが頻繁に起こります。
エントリーのタイミングのとり方は、人によって違いますしこれと言った方法はないように思います。
基本的にはその日の値動きの中で、初動を捉えていくというのが良いかと思いますが、その方法は移動平均を使ったりボリンジャーバンドを使ったりと、各種テクニカル分析を使う人もいますし、私のように基本ラインとローソク足のみという人もいます。
いろいろな方法がありますが、どうもタイミングが悪いな、うまくいかないなと思えば、多少改善しても良いかもしれません。
決済のタイミングが悪い
これもありがちな問題です。
決済のタイミングが悪く、うまく利益を出せないタイプ。
決済は本当にざっくり分類すれば、薄利の代わりに勝率を上げる方法と、勝率は下がるけど取る時にガッチリ取る方法があります。
当然ですが、薄利にすれば勝率は上がる反面1回の勝ちは少なくなりますし、ガッチリ1回のトレードで取るのなら、途中で戻ってきてしまうこともあったりと勝率は落ちますが大きく動けばとれます。
どちらを選ぶかは人それぞれですし、そこに答えはないと思いますが、一つ言えるのはルールを決めてそれに従うということです。
気分で今日は伸ばそう、今日は薄利にしようなどという方法は通じません。
使い分けるにしてもきちんとルールを作ってそれに従ってやらなければ、一貫性のないものになり長い期間勝ち続けるのは難しくなると思います。
私の場合は基本薄利決済ですが、その分勝率は高めです。
どうするかは人それぞれの性格などによりますが、一貫性をもってやらないとうまくいかないことも多くなると思います。
メンタルが弱くルールを守れない
最後がメンタルの話です。
きっちりルールなどを作っているにも関わらず、それが守れず勝てないということもあります。
こうするべきなのに、何故かうまくできない。
これはメンタル面で問題があるからです。
例えば自分の中に負のイメージが強く残っていれば、エントリー後のちょっとした戻りなどにビビって決済してしまいます。
結果相場は思惑通りなのに、思い通りの結果にならないということになります。
逆に、勝てるイメージしかわかないような時に、相場が思惑と逆方向に行けば勝てると思ってトレードするのに負けを重ねる、そんな結果にもなることもあります。
この感情部分は非常に重要で、勝てるイメージと相場の動きがうまく噛み合わないと、なかなかトレードが思うようにならず、うまくいかないと感じてしまうと思います。
なので、もし、メンタルの部分に問題があると思えば、まずは一旦トレードを停止し落ち着くようにしてください。
心のイメージと相場の動きがあっていないので、一旦落ち着いて嫌なイメージや相場の動きと違うイメージを一旦リセットする必要があります。
少ないロットで相場と心を一致させていく、そんなイメージで徐々に相場にあわせていくしかありません。
FXがうまくいかないと感じたらトレードを見直してみる
以上のように、FXがうまくいかないと感じた場合は、何かしら自分のトレードに問題が発生している可能性が高いですから、じっくりトレードを見直してみる事が必要です。
そしてどこで問題が起こっているのか分析してみてください。
もし目先の動きにのせられて、大きな流れを見誤って方向性が間違ってしまっているのなら、大きな流れの分析を改善しなきゃいけません。
大きな流れはあってるのに、目先の動きにやられているのなら、エントリータイミングを改善しなきゃいけません。
エントリーや方向性はあっているのに、損切りになったりするときは、決済を見直す必要があります。
そして、全て思惑通りなのに、何故か上手くトレードできないときは。メンタルに問題を抱えている可能性が大きいです。
以上のように、問題を細分化し、どこに問題があるのか見つけて対処していく、FXでうまくいかないときはこの方法で対応していくしかないと思います。