こんにちは、kenです。
FXの初心者にはスイングトレードが向いている、そんな話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
これは本当なのでしょうか。
コタロの経験上、確かにスイングトレードはFX初心者にも有効なものだと思いますし、少なくてもスキャルピングなどよりはずっと勝ちやすい方法だと思います。
今回はその理由、なぜスイングトレードがFX初心者に向いてるのかなどを記事にしてみたいと思います。
FX初心者にはスイングトレードが向いてる?
私はFX初心者はスイングトレードが向いていると思っています。
その理由はいくつかあるのですが、大きいのは以下の点。
- 目先の値動きに惑わされづらい
- スパンが長いので考える時間が十分ある
- 資金効率も悪くない
以上の3点が大きな理由です。
目先の値動きに惑わされづらい
スイングトレードの場合、執行足は1時間や4時間足になることが多いと思います。
1時間足や4時間足は、1分足や5分足のようにフラフラと方向を変えるようなことはありません。
比較的はっきりとした方向性が出やすいこともあって、目先の動きに惑わされづらいです。
目先の値動きに惑わされづらいと、変なトレードをすることもなくなります。
特に、トレードルールのはっきりしていない状態の初心者の場合、このメリットは大きいです。
初心者の負けやすいパターンの一つに、目先の動きに翻弄されてしまうというものがありますが、スイングトレードならそれを避けられる可能性が高いのです。
スパンが長いので考える時間が十分ある
また1時間足や4時間足を使う場合、足ができあがるまで十分な時間があるので、じっくり考えることが出来ます。
1分足や5分足でトレードしている場合、どうしてもトレードの意思決定までの時間が短くなります。
1分足なら1分、5分足なら5分しかありません。
これでは、FX初心者が的確な判断を下すのは難しいです。
しかし、1時間や4時間判断する時間があるスイングトレードは、FX初心者でもトレードしやすいと言えると思います。
資金効率も悪くない
スイングトレードは資金効率も悪くないです。
スキャルピングやデイトレードほどではないにしても、それなりに利益も大きくなるトレードです。
損切りの幅にもよりますが、決して資金効率の悪いものではないので、リターンも十分です。
場合によっては大きく値幅がとれて、スキャルピング以上の利益を出すという場合だってあります。
損切り幅が小さければ小さいほど利益効率は良くなりますが、スイングトレードでも損切り幅を小さくは入れるポイントはあるので、もっと短期の足でのトレードと遜色ない利益率になる場合だってあるのです。
という感じで、FX初心者にはメリットの大きなスイングトレードですが、
FX初心者がスイングトレードをする場合のデメリット
では、スイングトレードにデメリットはないのかというと、全く無いわけではありません。
基本的にデメリットの少ないトレード方法ではありますが、唯一最大の弱点が経験が積みにくいという点です。
スイングトレードの場合、多くても1週間に2〜3回、少ないときは1週間に一度もトレードのチャンスが無いという場合もあるかと思います。
FX初心者は出来るだけ沢山の経験を積みたいところですが、たったこれだけの経験しか積めません。
これは大きなデメリットです。
デイトレードは手法によりますが毎日チャンスがありますし、スキャルピングなら1日に何度もトレードするチャンスがあるわけですから、1ヶ月間でできるトレード回数は雲泥の差ですし、実力を付けるためにも繰り返しトレードすることは必須。
トレード回数が少ないスイングトレードは成長が遅くなるのです。
実践だけで実力を付けていくというのはかなり厳しく時間もかかります。
なので、スイングトレードをする場合、練習方法も考えなければいけません。
スイングトレードをする際の練習方法
スイングトレードの練習には以下の2つの方法があります。
- 過去チャートで検証する
- 過去の値動きを再現するFT2、FT3などを使う
誰にでも比較的簡単にできるのは、過去のチャートをみてどこでエントリーすべきか検証していく作業です。
右側を隠しながら、実際にエントリーしたつもりでやってみるのが良いと思います。
できるだけ実践に近い形にするわけです。
そして、もう一つの方法が、過去の値動きを再現する専用のソフトを購入して練習するという方法。
コタロもこれを活用しました。
FT2やFT3というソフトが過去の値動きを再現するものなのですが、これらを使うのも一つの方法。
かなり実践に近い形でトレードの練習をすることが出来ます。
もし、スイングトレードで稼ぎたいという場合は、こうした方法でしっかり練習、検証して実際のリアルトレードに望まなければ、高い確率で負けてしまうと思います。
以上、FX初心者にはスイングトレードがおすすめと言われる理由や、私が考えるデメリットでした。
練習さえきちんとできるのなら、デメリットの少ない取引方法なので、手法を学んで練習などしっかり過去のチャートを使って行ってみてください。