こんにちは、kenです。
FX初心者の方におすすめのテクニカル分析は何ですか?なんて質問を受けることがあります。
テクニカル分析ってマイナーなものも入れると、本当に数が多く様々なものがありますし、パラメーターの違いまで含めると、それこそ星の数ほどあります。
その中から選ぶというのはなかなか大変で、FX初心者の方はどれが良いのか質問したくなるのもわかります。
今回は、私がFX初心者におすすめだと思うテクニカル分析と、その使い方について書いてみたいと思います。
FX初心者におすすめのテクニカル分析
まずはFX初心者におすすめのテクニカル分析ですが、2つあります。
一つは移動平均線、もう一つがボリンジャーバンドです。
この二つはどちらも沢山の人に使われているテクニカル分析というのが勧める理由で、もちろん、意識されるので使えます。
複雑なものではないので、初心者にも理解しやすいというのも理由の一つで、ボリンジャーバンドだけで勝っている人もいますし、移動平均線だけで勝っている人もいるほど優秀なテクニカル分析です。
一つずつ使い方なども含め詳しく説明しようと思います。
移動平均線の使い方
まずは移動平均線の使い方ですが、そんな複雑なものではありません。
単純に反発したらそこでエントリーという使い方も出来ますし、移動平均線とローソク足の位置関係でトレンドを見ることもできます。
例えば下のチャート、ドル円の1時間足です。
赤い四角で囲ったの部分は移動平均線が下方向に傾き、それよりローソク足が下にある明確な下落トレンドです。
こういった部分では、移動平均線まで戻ってきたとこを売れば勝てるのは見ての通り。
緑の四角の中は。同じく移動平均線が上に傾いて、その上をレートが通る上昇トレンドで、ここも移動平均線まで戻ってきた所を買えば勝てます。
非常に分かりやすいです。
また青丸の部分は移動平均がくにゃくにゃしていて、レートも移動平均の上に行ったり下に行ったりと方向感のない展開。
明らかなレンジ相場で、ココは勝負しづらいということがわかるかと思います。
こんな感じで、移動平均を使えば、トレンドの有無や方向性まではっきりわかるかと思います。
もちろん移動平均線をまたいだり、反発したときにエントリーのタイミング取りにも使うことが出来ます。
非常に万能なテクニカル分析という気がします。
正直、これさえあれば他入らないようにすら思う、有効なものです。
ちなみにパラメーターですが、私は20を使います。
20や21を使っている人は多いので、このいずれかがおすすめです。
ボリンジャーバンドの使い方
もし、移動平均線だけではどうしても不安、もう少しテクニカル分析を使いたい、そんな場合はボリンジャーバンドを使うというのも悪くないと思います。
ボリンジャーバンドの使い方は人それぞれで、決まった使い方はありません。
ただ、私の使い方を紹介すると、移動平均線と同じようにミドルバンドでのトレンドの方向性を見ることと、もう一つ。
そのトレンドの強弱も見ることができます。
青い四角で囲った部分は+-1σと2σの間をレートが動く、バンドウォークという状態。
この場合は強いトレンドと判断して、思い切って勝負にでることが出来ます。
もう一つ、四角枠のようなレンジ帯。
ここで+-2σを超えて来た場合に逆張りで仕掛けるという方法も可能。
私はあまりやりませんが、有効な方法だと思います。
基本は移動平均だけあれば十分
今回、ボリンジャーバンドと移動平均線をおすすめしましたが、正直FX初心者なら移動平均線だけ研究していけば十分勝てるかと思います。
これにラインやチャートパターンなどの基本的な分析を加えれば十分です。
ボリンジャーバンドは、それでもどうしても他の方向から分析してみたい場合にのみ使ってみると良いかと思います。
移動平均線なんて初歩的なテクニカルじゃ勝てないと思っている人も多いですが、実際には非常に有用なテクニカルですし、これだけで勝っているプロの人はいっぱいいます。
私の知り合いにも、移動平均線を1本で毎月何百万も勝っている人いますし、私自身移動平均だけでも十分戦えると思っています。
FX初心者なら、まずは移動平均線使ってみてください。
それだけで十分勝てますからね。
以上、FX初心者におすすめのテクニカル分析についてでした。