こんにちは、kenです。
FX初心者の方にどのテクニカル分析を使うのが良いのか、おすすめはあるのかなんてこと聞かれることは多々あります。
そこで今回は、私がおすすめするテクニカル分析をいくつか紹介しようと思います。
これは良いと思うテクニカル分析の中で、特に初心者向けのものです。
おすすめする理由や、どうやって使うのかも合わせて紹介してみます。
あくまで私の使い方&おすすめなので、参考程度にしてください。
FX初心者にお勧めのテクニカル分析
FX初心者にお勧めのテクニカル分析ですが5つあります。
それがこれです。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- ローソク足
- ライン
- チャートパターン
以上の5つです。
それぞれどういう使い方なのか、またそれを選んだ理由などを合わせて詳しく説明します。
移動平均線
まず移動平均線ですが、これはテクニカル分析の代表のような指標です。
この移動平均線を元にしたテクニカル分析も沢山あるくらいで、テクニカル分析の基礎中の基礎、どんな本にも載っているくらい有名なものです。
当然使っている人も非常に多いです。
使っている人が多いということは、やっぱり意識されます。
それが移動平均線を勧める理由です。
沢山の人が使っている、見ているということは、移動平均線のある場所などはやはり意識されるので、そこで値が止まったり、転換したりということがおきやすいのです。
必ず学ぶべき指標ですし、使いやすくておすすめです。
ドル円の日足ですが、20MAが意識されているのはわかります。
エントリーもこういうポイントでします。
特に移動平均線の傾きがある時ですね。
最後の矢印のところなんて非常に分かりやすいです。
それと、この移動平均線はトレンドの判別にも使えます。
移動平均線より上にレートがあれば上昇トレンド、下にあれば下落トレンドです。
移動平均線の期間によってどのくらいのスパンでのトレンドかは変わりますが、大きな流れを見るのにも使えるし、エントリーポイントを見るのにも使える、それが移動平均線です。
非常に有用な指標だと思います。
ちなみに期間は私は20を使っていますし、一般的にも20あたりを使う人が多いかなと思います。
長期になれば75や100、200あたりが有効です。
ボリンジャーバンド
次はボリンジャーバンドです。
これも非常に有効なテクニカル分析の一つ。
移動平均線と同じで使っている人も多く、移動平均線をベースにした指標でもあります。
コレも同じようにエントリーのタイミングを取るのにもトレンドの判断にも使えるもの。
そもそも、ボリンジャーバンドのミドルラインは移動平均線ですから、全く同じように使えます。
それに加え、+-1,2σでエントリーのタイミングをはかったり、レンジの範囲を見たりもできます。
私がよく使う見方ですが、トレンドがでたときの範囲を見るのに使います。
例えば以下のチャート。
赤い四角の部分は+-1σ〜+-2σの間を移動するトレンド。
これは勢いが強いタイプですから、積極的に攻めていけるトレンドです。
青い四角のトレンドは移動平均線まで戻ってくるタイプのトレンド。
これは積極的に責めることが出来ない、押し戻りを待つタイプのトレンド。
こうした、どういったトレンドなのかもボリンジャーバンドで判断することが出来ます。
ローソク足
ローソク足はテクニカル分析の基礎中の基礎、ほぼ全てのテクニカル指標は4本値を元に作られますが、このローソク足はその4本値自体を表示するものです。
まさにテクニカル指標の最先端というか、データを一番最初に表示してくれるもの。
見るべきはローソク足の形状や組み合わせです。
特に注目したいのがやはり髭です。
こういった高値圏や安値圏での髭は反転の可能性を示唆していますので要注意。
これ以外にも見るべき組み合わせなどもあるので、それも含め勉強が必要です。
もちろん髭や形状をみてエントリーサインにすることも出来ますし、他のテクニカル分析と合わせて使うこともできます。
ライン
そしてもう一つ重要なのがラインです。
これもかなりの人が見ている分析方法で、私はこのラインを使ってトレードしているので、非常に重要。
勉強すべきはどこに引くのかでしょうね。
ラインを引くだけなら誰にでも引けますが、どこに引くのかはその人の技量次第です。
分かりやすいところだとこんな場所に引けます。
このラインの反発でエントリーができるので、どの時間足でも有効なテクニカル分析だと思います。
絶対に勉強すべきものですし、初心者の方にも学んで欲しいです。
チャートパターン
最後がチャートパターンですね。
複雑なものは学ぶ必要ありませんが、最低限以下のパターンだけは覚えてください。
- ダブルトップ・ボトム
- トリプルトップ・ボトム
- 各種トライアングル
- フラッグ
- 平行レンジ
この5つだけ見ていれば大丈夫だと思います。
上の2つは転換のパターン、それ以外はレンジのパターンです。
レンジはブレイクからのエントリーが鉄板ですがレンジ内もトレードできます。
上位足で現在はどんな状況なのか、売り買いの圧力を見るのにも使えますし、エントリーのタイミングを取るのにも使えます。
必ず覚えるべきテクニカル分析です。
覚えるべきテクニカル分析は多いが難しくはな
今回紹介したテクニカル分析はどれも勝つために必要なものだと思います。
覚えるべきことは多いですが、どれも基本的なもので本などでも学べますし、決して難しくはないです。
どれも使いやすく分かりやすい基本のテクニカル分析ですが、コレを全て使いこなすことが出来ればそれだけで勝てるようになる、そんなものばかりです。
FX初心者であれば、必ず覚えるべきものですし、最初に覚えるべきものでもあると思うので、優先的に学んでみてください。
初心者用ということで紹介しましたが、正直上級者でもこれだけあれば十分だったりします。
以上、FX初心者にお勧めのテクニカル分析でした。