こんにちは、kenです。
FXをある程度やっている方なら皆そうだと思いますが、何かしら根拠のあるエントリーサインを確認して仕掛けるということをしているかと思います。
今回はそのエントリーサインの根拠はどういうものが良いのか、そしてその根拠を使って仕掛けるコツのようなものについて書いてみようと思います。
エントリーサインって人の真似をするだけでは勝てず、自分なりに根拠をもって初めて勝てるようになるものだったりします。
つまりエントリーサインとは別に、自分だが納得できるもの、コツのようなものが必要なのです。
FXで使えるエントリーサイン
まずはFXで使えるエントリーサインについてです。
エントリーサインと行っても本当に様々なものがあります。
ラインを使ったもの、インジケーターを使ったもの、ローソク足を使ったものなど、人によって違います。
私なんかはライン反発をエントリーサインとしていますし、私の知り合いの凄腕トレーダーさんは、移動平均線の反発をサインとしてみている人も多いです。
もちろんローソク足の形状をサインとしてみて、エントリーしている人もいるので、本当に三者三様という感じです。
そして、一つ知っておいてほしいのは、このエントリーサインというのは人のものを真似して勝てるようになるものではありません。
エントリーサインって言ってみれば跳び箱の踏み切り板みたいなもの。
誰でもわかると思いますが、跳び箱を跳ぶのに必要なのは、まずは跳躍力、そして助走で、踏み切り板はその手助けをするものです。
踏み切り板さえあれば、子供でも高い跳び箱を跳べるというものではないのです。
エントリーサインも同じで、誰でもそれがあれば勝てるというものではありません。
エントリーサインは自分で助走や跳躍力となる納得できる別の根拠を元に作らないと、全く無意味なものなのです。
FXのエントリーの根拠は何が良い?
では、実際にFXでエントリーの根拠とするのは何が良いのかですが、根拠自体は自分で納得できるものなら何でも構いません。
私はライン反発という根拠をもってエントリーサインとしています。
ライン反発というのは、単純に効いているラインを引いて、そこに反発したところを狙うというもの。
こうしてたった1本ラインを引くだけでも、エントリーできるポイントはいくつかあります。
必ず勝てるわけではありませんが、私にはかなり精度の高いエントリーサインだと思えているので、このライン反発を根拠としてエントリーしています。
このラインは有効なラインで、反発する可能性が高いと思っているので、それを根拠にしているわけです。
ただラインを引けば良いと言うものではなく、あくまで効いているライン、効きそうなラインだからというのが重要。
その根拠があるからこそ、このライン反発のサインでエントリーできるのです。
もちろん根拠は他のものでも良いのです。
例えば、ラインブレイクでブレイク方向に進んでいくという根拠をもって、移動平均線の反発でエントリーでもいいと思います。
ラインブレイクした後はその方向に進んでいくというのがセオリー。
ならば、それを根拠にして押し戻しを移動平均線反発で捉えるという手法。
他にも、上位足でバンドウォークしているしっかりしたトレンド状態の時に、そのバンドウォークを根拠として、下位足で移動平均線反発をサインとしてエントリーするとか。
こうしたエントリーサインだけに頼らない、そのバックボーンとなる根拠の部分をしっかり自分で持っておかなければいけません。
ただ、エントリーサインがでてるからエントリーするでは、踏み切り板があるから助走もなしに跳び箱を跳ぶようなもので、どうしてもうまくいかないのです。
しっかり助走をして、歩幅やタイミングをとって踏み切り板で踏み込む、そんなエントリーサインの背景にある根拠の部分を持つようにしてみてください。
FXのエントリーにはコツが必要
ここまで書いたのを読んで貰えばわかるように、FXというのはエントリーサインだけで勝てるものではありません。
大きな波の方向や小さな波の動き、そういったものを捉えて、複合的に見ていく必要があります。
一つの波とサインだけをみて勝てるようなものではないのです。
これがFXの難しいところで、これを理解してエントリーするのにはコツのようなものが必要だと言われる理由です。
コツというよりも、何かしら根拠を持ってエントリーサインを取捨するというイメージが良いかもしれません。
大きなトレンドを見てその方向にだけ仕掛けるという根拠でも良いですし、別の根拠を持っても構わないので、やたらめったら出現するエントリーサインを取捨するために別の根拠を持つ。
そんなイメージを持つと良いかと思います。
私の場合、大きな流れと中くらいの流れの二つを見てラインを引き、それを根拠とし、ライン反発のエントリーサインを取捨しています。
人によって根拠の持ち方は様々だと思いますが、こうしたエントリーサインとは別の視点の判断材料をもつ、というのが非常に重要なコツなのかなと思います。
以上、FXのエントリーサインには根拠やコツが必要というお話しでした。