こんにちは、kenです。
FXで勝つには押し目買いというのは有効な方法です。
そして皆が良い押し目で買いたいと思っているはずです。
しかし、押し目買いはどこですれば良いのか、そのポイントがわからず悩んでいる人は多いように思います。
今回は、その押し目買いのポイントを、移動平均線を使って探す方法について書いてみようと思います。
押し目買いといっても買うところは沢山ありますが、それを絞り込むのに移動平均線は使えるのです。
FXの押し目買いには移動平均線が使える
FXで押し目買いをする際に、何か目標や目安のような物が無いと難しいと思います。
落ちてきたところを買うと言っても、どもまで落ちるかわかりませんし、どこで反発するかもわからないわけですからね。
なので、その押し目買いのポイントを探るのに便利なツールを使います。
それが移動平均線です。
私は移動平均線と水平線どちらも押し目買いのポイントを探るのに有効だと思っていますが、今回は移動平均線についてです。
というのも、移動平均線はパラメーターさえ入力してしまえば自動的に描画される物なので、自分で引くという技術は必要ないからです。
パラメーターに関しては色々使える数値はあるものの、最もスタンダードな20をおすすめします。
私が使っているのも20SMAです。
移動平均線というのはトレンドの有無を見分けるのにも使えますし、トレンド発生後の押し目買いなどにも使える便利なテクニカル分析です。
なにより、沢山の人が見ているツールなので信憑性も高いです。
どうやって移動平均線を使って押し目買いのポイントを探るのか、説明したいと思います。
FXで押し目のポイントを移動平均線で探る
まず押し目買いという位ですから、しっかりトレンドがでていなければいけません。
押し目というのはトレンド発生中の、一時的な戻りのことを言いますから、トレンドが発生しているというのが絶対条件なのです。
そしてトレンド発生を見分けるのには、移動平均線の他に水平線も使うと分かりやすいです。
トレンド発生の2つの条件
トレンド発生の条件は2つあります。
一つは移動平均線にしっかり傾きがあるということ。
そしてもう一つは直近の高安値をブレイクしていることです。
見るべきは移動平均線の傾きですが、これはある程度はっきり傾きがあればオッケーです。
ただ、傾きだけ見ていると、レンジで移動平均線が上下にうねうねするところで誤認しやすいです。
なので、同時にすぐ近くの直近高安値に水平線を引き、そこをしっかりブレイクしていることを追加の条件にします。
この2つの条件が揃って、トレンドは発生していると認識します。
移動平均線を使った押し目買いのポイント
エントリーのポイントは、トレンドが発生していると認識できた後に移動平均線まで戻って反発したところです。
例えばこんなところですね。
直近高安値の水平線をブレイクし、その後一度移動平均線までもどり反発したところ。
これが基本的な押し目買いのポイントとなります。
このチャートだと候補は2箇所ですね。
最初のダブルボトムのネックラインらしきところのラインを抜けて移動平均線に反発した一つ目の矢印。
その後目立つ高値を抜けてから、移動平均線まで戻った2つめの矢印の押し目。
この2箇所が押し目買い候補となると思います。
このポイントだけ抑えておけば、移動平均線を使った押し目買いはある程度できるんじゃないかと思います。
押し目買いはトレンド中のみ有効
基本的に押し目買いというのはトレンドがでている局面でのみ有効です。
なので、まず確認すべきは移動平均の反発よりもトレンドがでているかどうかです。
それを判別するのに、移動平均線の傾きと直近高値や安値をブレイクしてるかどうかの確認をするのです。
そしてそれが確認できれば、次は移動平均線に反発を待ってエントリー。
この流れで、押し目買いはうまくいくと思います。
トレンドがしっかりでているところというのを確認してからエントリーするようにしてください。
もちろん、押し目がない、もしくは押し目があっても浅く移動平均線まで戻らないときもあります。
その時は仕方ないです。
見送るしかありません。
勝負すべきは移動平均まで戻ってきた押し目、それ以外はスルーする、そう思ってチャートを見るようにしてください。
以上、FXの押し目買いで移動平均線を使ってエントリーするための方法と、どのポイントについてでした。