こんにちは、kenです。
FXで専業トレーダーとなってから何年か経ちましたが、よく知り合う方に専業になったきっかけは何ですかと聞かれることがあります。
そこで今回は、FXで専業トレーダーになったきっかけと、その過程で何度も失敗してしまった話なんかを書いてみようと思います。
FXで失敗したことなんて何度もありますが、専業になるのに最も遠回りになってしまったなぁと思うことが一つあるのでそれについてと、専業を目指して挫折したことも何度かあるので、それについて書いてみました。
これから専業になりたいという方の参考になるかもしれません。
FXで専業トレーダーになったきっかけ
私がFXで専業トレーダーになったきっかけですが、知人の一人に株式の専業トレーダーがいたのです。
その方との出会いがきっかけだったように思います。
その方は株で稼ぐデイトレーダー。
色々話をしてトレーダーの話を聞いているうちに、自分もやりたいと思うようになりました。
ちょうどその頃、FXを初めて間もない頃で、何とか稼げるようになりたい、FXで一発当てたい、そんな夢を持っている時期でした。
そんな時に株式ではありますが専業トレーダーの方と知り合って、色々話しを聞いているうちに自分でもやってみたくなったというわけです。
私がやろうとしたきっかけはそれでしょうね。
それ以来、ずっと専業トレーダーを目指して頑張っています。
FXで専業になろうとして何度も失敗
専業になろうと思って努力してきたつもりですが、何度も失敗しています。
その中でも大きな失敗がいくつかあるので、それを紹介したいと思います。
専業トレーダーになり損ねた
まず一つは、専業トレーダーになり損ねたという失敗です。
FXを初めて5〜6年が経過したことでしょうか。
本気で専業になりたいと思って、1年間で何としても専業になるんだと決意したことがあります。
仕事を辞め、毎日チャートに張り付いていたのです。
仕事を辞めたので、本気も本気、どうにかして専業トレーダーにならなくちゃいけません。
毎日毎日チャートをみて、毎日毎日トレードして、しかしうまくいきませんでした。
結局、貯金が底をつき大変な思いをしました。
借りていたアパートを引き払い、実家に帰り、仕事を探す、そんなことになってしまったのです。
この時ほど悔しかったことはありませんし、未だにこの時のことは忘れられませんが、ちょっと早まったなぁと思います。
専業になれるほど稼げるようになるまでは仕事を辞めるべきではありませんでした。
専業のめざし方が間違っていたと思う
もう一つ大きく間違えたなぁと思うのは、勉強の仕方、やる気を向ける方法です。
私はかなりの期間、勝てる方法を学ぼうとしていました。
それ自体は悪いことではありませんし、必ず学ぶべき期間はあります。
ただ、私の場合それが長すぎたのと、完全に他人頼みになってしまっていたように思います。
とにかく様々な教材を買ってトレードで勝つための手法を学びました。
どこかに私でも勝てる聖杯のような手法があると思ったのです。
なので、それが見つかるまでひたすら様々な手法を買いあさり、それで実際にトレードしてみる、そんなことを繰り返していました。
誰かの手法で勝とうとしていたのです。
今だから思いますが、手法なんて言うのはトレード全体の一部です。
それだけ学んでも勝てるようにはなりません。
私がやるべきだったのは手法そのものを学ぶより、その手法が使える環境や状況について学ぶべきでした。
それなのに、色々な教材を買ったりセミナーに参加したりスクールを受講したり、そんなことを繰り返して手法のみ追い求めていたのです。
結果全然勝てるようにはならなかったです。
勉強するという意欲は良かったと思うのですが、それと自分の手法開発に向けられればより早く良い結果を出せたように思います。
何か学んだ手法の一つをベースに、自分なりの手法を作っていく、これこそが専業トレーダーになるための秘訣なのではないかと私は今なら思います。
なので、手法探しに費やしていた勉強方法が間違っていたかなと思うのです。
諦めなければ専業になれる
私の専業トレーダーになったきっかけや、失敗について書いてきましたが、一つだけ確かなことがあります。
それは、諦めなければ専業になれる可能性はあるということです。
才能がないと自負する私でさえ、10年以上という時間がかかりましたが勝てるようになりました。
今勝てなかったとしても、専業になるために勉強を続けていれば、いずれ勝てるようになると思います。
なので、諦めずに努力を続けて欲しいなと思います。
ポイントは自分で自分にあった手法を作るという点にあるかと思います。
人の手法で勝つのはなかなか難しいように思いますし、私の知り合いの専業トレーダーで人の手法で勝ってるという人はいません。
以上、私が専業になったきっかけと、その過程でしてしまった失敗についてでした。