こんにちは、kenです。
私が考えるFXで勝つために重要なことがいくつかあります。
そのうちのひとつなんですが、どんなことかというとオリジナルの手法を作るのが大切ですよということ。
もちろん、芸術や文化ではありませんので、完全にオリジナルで独創性に溢れたものでなくても構いません。
人と同じになっても構わないのですが、それでも自分で考え、作り出したオリジナルの手法が勝つためには必要だと思います。
今回は、そんなオリジナルの手法の重要性と、作るための考え方などについて書いてみたいと思います。
FXでオリジナルの手法が必要な理由
なぜ私がオリジナルの手法が重要と考えるかなのですが、それには理由があります。
まず1つは、オリジナルの手法だとどの場面で使うべきでどの場所で使うべきではないか、その手法のことを隅々まで知っているという点です。
通常、他人の手法を使おうと思うと、どこで使っていいのかわからず、目についたところどこでも使ってしまい結局勝てない場合がほとんど。
もちろん他人の手法、学んだ手法を使ってもそれで勝てるのならいいのですが、大抵の人は勝てないはずです。
それは、その手法を使うべき場所を知らないから。
いくら鋭い包丁を手に入れても、どうやって料理すれば良いのかわからないのなら全く役に立たないのと同じで、良い手法を手に入れてもどこで使うのか、どうやって使うのかしっかり理解できていないと役に立たないのです。
その点、包丁を自分で作れば、その包丁が得意なこと、その包丁で出来ることがわかります。
当然、包丁を作るということは、料理について何も知らないわけに行きませんから、料理についての知識も増えますし、実際に良い包丁を作るにはそれなりに料理もできなきゃいけませんから学びます。
一線で戦える道具を作るということは、その物事にも精通することになるのです。
それともう一つ理由があります。
それは、私が過去にあってきた専業トレーダーの方々の中でにも、人の真似で勝ってる人が一人もいなかったからです。
誰一人として、人の手法を使って勝っている人はいませんでした。
もちろん、誰かの手法を参考にとか、最初は学んだ手法でという人はたくさんいますが、みんな最終的にはオリジナル手法で専業になっているのです。
これが私がFXでオリジナルの手法が勝つためには必要だと考える理由です。
FXでオリジナルの手法を作るための考え方
FXでオリジナルの手法を作るための考え方ですが、結構やることが多いというか、大変なので、何度か作業を分割していかなきゃいけません。
大まかにやることは3つになります。
最初に自分のトレードのなにが問題なのか、それを見つけ出すこと。
次に問題点がわかればそこを改善する。
そして、最後に検証と改善を繰り返すということです。
これはこのブログで何度もお話していることなんですが、改めて順番に説明します。
自分のトレードの問題点をあぶり出す
まずは自分のトレードの問題点をあぶり出すという作業が必要になります。
現在勝てていないという人の場合、必ずトレードのどこかに問題があります。
それがどこなのか、そこを見つけなければいけません。
トレードで負けている人というのは、トレード全体を一つとして考えがちですが、必ずトレードを複数のブロックに分離して考えてみてください。
相場の方向性、エントリー、決済、大きく分けるだけでもこの3つに別れます。
このどこに問題があるのかです。
いつも大まかな方向性はあってるのに、損切りになってしまう。
損切りになって思惑の方向に行くということなら、疑うべきはエントリー、そして決済です。
入るタイミングは悪くないけど、その後伸びずにトントンか損切りになることが多いということなら、相場の方向性の見方が悪いのかもしれません。
自分のトレードのどこに問題があるのか、まずはそれをはっきりさせるのです。
問題点がわかればそこを改善する
上記の作業で自分のトレードの問題点がわかれば、今後の方針は決まります。
まずは、自分のトレードの問題点を改善します。
自分のトレードのどこの何が悪いのかわかれば、その部分を改善し再びトレードしてみる。
一回で良い結果になることなんてないので、それで問題があるならまた改善します。
とにかく問題が解消されるまで改善し続けていくのです。
検証と改善を繰り返す
この問題の改善をしていく中で、最初は問題視していなかったが、よく見れば問題かもしれないというところも見つかってくると思います。
そしたらまたそこを改善していきます。
言ってみれば、問題点を見つけて、その問題が解決されるまでひたすら改善を繰り返す、こうした地道な作業をしていくのです。
勝てないというのはどこかに問題があるからです。
その問題を見つけ改善していく、ひたすらその繰り返し。
何度もそれを繰り返していくと、ここは自分のトレードの中でも自信があるところだ、変える必要はないというところも見つかるでしょう。
ここはもう少し改善したほうがいいかもしれない、そんなところもあると思います。
そう思えば少し改善。
私はこれを2〜3年ほど繰り返しました。
結果、最後に残ったのが今の手法というわけです。
最初のベースになる手法はなんでもいいと思います。
最終的にはぜんぜん違うものに変わっていきますからね。
こうして作られるのがオリジナルの手法だと思います。
以上、FXのオリジナルの手法の作り方、考え方でした。