こんにちは、kenです。
FXで検証を繰り返しているのに全然勝てない、そんな経験私もあります。
かれこれ10年以上、様々な手法を検証してそれでも勝てないという期間が私にはありました。
なので、一生懸命検証をしているのに勝てないという気持ちは私にはよく分かるのです。
問題は、そこからどうやって脱出するのかです。
いつまでも勝てないままでいるわけにはいきませんから、どうにかしてそこから脱出しなきゃいけません。
今回は、私が検証しても勝てないという状況を脱した方法について書いてみたいと思います。
FXでいくら検証しても勝てない理由
FXでいくら検証しても勝てない理由ですが、色々なことが考えられるものの、いちばん多いのは何となく検証しているというのが理由かなというのが私の意見です。
検証というのはきちんと目的を決めてしなければ意味がないと思います。
検証といっても色々な方法があると思いますが、何を目的にしているのか今一度考えて貰いたいのです。
過去検証も検証の一つですし、リアルトレードのでの検証も検証。
同じ検証でも、これらは役割が違うとわたしは思います。
野球でいえばバッティングセンターと練習試合くらい違います。
それぞれの役割と目的について改めてはっきりさせてみようと思います。
過去検証の役割
まずは過去検証の役割ですが、私の場合手法の確認、そもそも相場で通用するのかをざっくり確認するというのが目的です。
過去検証は所詮過去検証で、実際のトレードとは状況も違うし成績も異なります。
過去検証で勝てても、それがリアルトレードで通用するわけではありませんが、そもそも過去検証で通用しないものはリアルトレードでも通用しません。
実際にリアルトレードで検証しようと思うとチャンスを待ったりと色々時間がかかるので、まずは過去検証で事前に通用するかどうか、時間を早回ししながら確認するという役割があります。
新しい手法開発時や勉強して学んだ手法のテストの場としても使うというイメージです。
もし、過去検証で勝てないのなら、リアルトレードでも通用しませんので、まずは過去検証で勝てる手法を作る、もしくは学ぶ必要があります。
過去検証で大体いけそうだなと思えばリアルトレードでの検証に入ります。
リアルトレードでの検証の役割
リアルトレードでの検証の役割ですが、最も重要な役割は手法のブラッシュアップです。
勝てるかどうかの検証はもちろんですが、どうすれば勝てるのか、どこが悪いのか、そしてどこをどう改善するのか、技術と手法を磨いていくというのが最も重要な役割かと思います。
過去検証では手法自体が通用するものなのかどうかのテストでしたが、リアルトレードでの検証というのは練習試合と同じで、実践を想定してどこに問題があるのかをチェックする役割があります。
これは過去検証ではできないことです。
リアルトレードでの検証は、自分の手法のブラッシュアップをする場ということです。
これが非常に重要なのです。
検証で成績を良くするための考え方
検証で成績を良くするための方法というか、考え方ですが、すでに書いたように検証と改善を繰り返して行くしかないのです。
この時重要なのが、自分のトレードを分割して考えてみることです。
手法自体をひとまとめにして、この手法はダメ、この手法は良いとするのではなく、具体的にどこがダメなのか、どこに問題があって負けているのか、その部分をしっかり検証の中で見つけるようにしてください。
過去の私はも手法自体を検証したことはありましたが、その中の細部を検証したことはなく、それがなかなかいくら検証しても勝てるようにならない原因だったように思います。
検証=手法自体の検証になってしまっていたのです。
でも、やるべきことはそうではありません。
手法自体の検証は過去検証で済ませ、実際のリアルな相場での検証では、手法そのものではなく手法の中身を検証していくのです。
大きく分ければ、エントリー、相場の見方、決済、この3つに分けられると思いますが、それぞれその中でもっと問題を細分化していくことができると思います。
そして細分化し問題を見つけどこを改善すれば良いのかがわかれば、見えない長いトンネルに光が差してきたようなものです。
その部分を改善して再び検証というのを繰り返して行けば良いと思います。
以上、FXの検証で勝てないときにして欲しい考え方などについてでした。
検証で勝てない場合は、検証の方法自体を間違えている可能性もありますし、そもそもその検証で何をすべきかという時点でちょっとズレている可能性もあるので、よく考えて検証してみてください。