こんにちは、kenです。
FXでトレンドの終わりをどう判断するか、これってかなり大事なことかと思います。
トレンドが継続すると思って押し目買いや戻り売りをする際も、トレンドの終わりが近ければ押し目や戻りだと思ったら転換してしまうということになりかねません。
トレンド終わりがわかれば、どこまでそれを追うことができるのかもわかりますし、次の転換後の新しいトレンドに備えることもできます。
今回は、そんなトレンドの終わりを察知し、どこで終わるかを判断する方法について書いてみたいと思います。
私自身、トレンドの終わりを察知する方法として、いくつか見ているポイントがあるので、そのポイントを紹介しようと思います。
FXでトレンドの終わりの判断方法
FXでのトレンドの終わりについてですが、私の中では明確なトレンド終了のサインが出たら終わりということにしています。
いわゆるダウ理論を使っているというわけです。
明確なトレンド終了のサインとはどういうものかですが、上昇トレンドの場合は最高値を付けた直前の安値をレートが下回り、高安値が切り下がっている時です。
チャートで見るとこんな感じ。
青丸で高値は切り下がり、オレンジの丸をレートが下回れば安値も切り下がり確定、そして、最高値を付けた一つ前の安値である赤いラインも下にブレイクした時点で、一応私の中ではそこで上昇トレンドは終了ということになります。
トレンドの終わりを判断するには、この方法が最も一般的ではないかと思いますし、私もこれでトレンドの終わりを判断しています。
この方法なら、基本誰でも判断できると思いますし、難しくはないのではないでしょうか。
トレンドの終わりを察知するには
どこでトレンドが終わるか、その判断はすでに書いたとおりですが、実際にトレードしていく中では、このトレンドの終わりの判断方法だけでは役不足の場合もあります。
というのも、判断できるまで時間がかかりますし、トレンドが終わったという判断が遅くなるのも確か。
それを覚悟でトレードするのも良いですし、もっと早くトレンドの終わりを察知する方法もあります。
私の場合はトレンドの終わりを予測するのに、いくつか見ているポイントがあります。
トレンド終盤に出る急上昇・急下落を見る
まず一つは、トレンドの終盤に出る急上昇や急下落を見ます。
今回のチャートならこの部分です。
トレンドの最後は、大抵こうしたMAから乖離する大きな上昇や下落が発生します。
これがでている時は、そろそろトレンドは終わりかもと見ます。
トレンドがどのくらい継続したかを見る
トレンドの継続がどのくらいあったのかも見ます。
直前の値動きなどから相対的にみて、あまりにも相場の動きが長く続いているようなら、そろそろ終わりかもしれないと思うようにしています。
エリオット波動でみてもいいですし、先ほどのトレンド終盤の急上昇など合わせて確認するのも良いと思います。
近くに上位足のラインがないか確認する
最後が近くに上位足のラインがないかどうかの確認です。
これが一番重要なのですが、トレンドの最高値や安値付近に、上位足のラインがないかをしっかり確認しておきます。
こんなところに日足など上位足のラインがあることも多いです。
このチャートも5分足なのですが、4時間足でみるとその付近に強いラインがあるのです。
上位足でこうしたラインがある場合、そこで下位足のトレンドは終わって転換する可能性が高いです。
なので、これはしっかり確認しなければいけません。
以上がトレンドの終わりを察知するための方法です。
トレンドは始まり部分でエントリーする
トレンドの終わりについて色々書いてきましたが、トレンドは終盤になるほど、終わりが近くなりますから、できるだけ早く入る方が良いのです。
なので、実際にトレードする際は、できるだけトレンドの始まり部分で入るようにします。
そして、その始まり部分を知るには、一つ前のトレンドの終わりを知ることも重要になります。
トレンドが終われば新しいトレンドが始まる可能性がありますし、レンジなどができても次はいずれ新しいトレンドがでいますから、直前の動きというのは重要。
次にどういうトレンドが来るのか、常にそれを意識しながらトレードしてみてください。
以上、FXのトレンドの終わりの判断方法についてでした。