こんにちは、kenです。
FXでデイトレしている人も多いと思いますが、ほとんどの人は勝てていないというのが現実かと思います。
いくらトレードしても、勉強しても、検証してもどうしても勝てない。
なぜ勝てないのかわからない、そんな状態にいる人が多いと思います。
私もそうでしたから気持ちはよく分かります。
では、どうしたらその状態を抜け出せるか。
10年以上デイトレをしてきて、ようやく結果がでて思った、デイトレで勝つために注目すべきポイントや、見てほしいことについて今回は書いてみたいと思います。
FXのデイトレで勝てない理由
FXのデイトレで勝てない理由ですが、ほとんどの人が目先の動きしか見ていないからだと思います。
私がここ数年で思い知ったのは、デイトレであっても、大きな相場の流れやその日の売り買いの圧力を掴まなければいけないということです。
デイトレというのはその日のうちに取引を終えるトレードのことをいいますが、結局ここ数日〜数週間の流れを理解し、その中の今日という日の一部分を切り取ってトレードする、そんなイメージです。
なので、デイトレだけ見なきゃいけない足があるというわけではなく、あくまで相場の全体の流れの把握などは長期投資と同じようにしなきゃいけません。
その中の今日という日の一部分をトレードするだけなのです。
これを理解せずに、目の前の今日という値動きだけを追い、テクニカルや手法を使ってトレードしようとしてしまうから勝てないのかなと思います。
海で100m泳いで競争しなさいと言われたとき、泳ぐ部分100mの部分だけ見れば良いわけじゃないと思うのです。
海全体を見渡して、海流、波、温度に気温などを考え、自分がベストだと思えるコースや場所を選定し勝負する。
何も考えない人は自分に不利な海流の場所や波の高いところを一生懸命泳ぎ、よく考えている人は自分に有利な海流を見極めてそこを楽に泳ぐ。
トレードも同じで、デイトレードだからと今日1日の値動きを見れば良いのではなく、数週間単位で全体の流れをみて、その中の今日という時間軸をトレードする。
そんなイメージなのです。
勝てる人と勝てない人の差はそんなところなんじゃないかなと思います。
デイトレといっても、全体の中の一部だということが理解できるかどうか、そこが大切だと思います。
では具体的に何を見れば良いのでしょう。
デイトレでも最低限日足は見るべき
私はデイトレであっても最も重要視して見るべきは日足だと思っています。
もちろん週足などさらに上位の足も見るべきですが、最も注目すべきは日足です。
というのも、デイトレというのは、日足1本の中をトレードするものです。
単純に、日足がどういう形状になるのか、それがわかるだけでずいぶんわかりやすくなると思うのです。
今日は日足が陰線になる可能性が高いと思えば、単純に売り場を探せばいいわけです。
陽線になる可能性が高いと思えば買い場探し、レンジかな?と思えば、高値は売って安値は買う、そして伸ばしすぎない。
日足の想定ができるだけで、その日の戦略がほぼ決まるのです.
勝っているトレーダーさんと何度も話したことがありますが、ほとんどの人は日足を読むということを重要視していました。
日足が読める人はデイトレを制する。
私はそう思っています。
では実際にどう見るかですが、こればかりは経験による所なので、沢山経験を積まなきゃわからないと思います。
以前、とある方に自分で日足を付けなさいと教えられました。
チャートで見るのではなく、方眼紙で自分で毎日日足を書き込んでみる。
それで、次の日足がどうなるかわかるようになると。
確かにその通りだと思います。
そうはいってもせっかくのブログですから、日足の見方の一例として紹介してみましょう。
例えば下のような場面。
直近安値の青いラインで一度大きな十字線を出して反発するように見えましたが、その後陰線でラインを割って確定したという場面です。
この次の足がどうなるか、多くの人が想定できると思います。
この場面なら、かなりの確率で次の日も下落します。
であれば、朝から移動平均線でもラインでも使ってショートすれば良いのです。
たったそれだけ。
こうした場面は他にもあります。
レンジブレイクした後、移動平均線に反発したところなど、陰線か陽線になるかわかりそうなところだけ勝負する、それだけでも勝率はグンと上がると思います。
やっていくと、わかるところがドンドン増えていきますし、そしたらチャンスも増えますから、トレードも沢山できるようになります。
これがデイトレで勝つための日足の見方だとわたしは思っています。
以上、FXのデイトレで勝てないという場合に見てほしいこと、知って欲しいポイントでした。