こんにちは、kenです。
FXではトレンドに乗るというが非常に重要になりますが、トレンドにはできるだけ早く乗りたいものだし、トレンドが崩れる前に降りたいというのも当然のこと。
そのためには、どこでトレンドが反転するのか、それをある程度事前に察知する必要があると思います。
もちろん未来が100%見える神様じゃない限り、確実に未来のことを知る方法はありませんが、それでも反転しやすい部分を事前に察知することは可能です。
というわけで、今回はFXでのトレンドの反転を事前に察知するための方法について書いてみたいと思います。
FXでトレンドの反転を察知するため見たい3つのこと
トレンドの反転を察知するためには、いくつか見ておきたいポイントがあります。
私は、以下の点に注意してトレンドが反転しないか気をつけています。
- 直近に効きそうなラインがないか
- 急騰や急落などのクライマックスがないか
- トレンドが長く出すぎていないか
最低限この3つに注意してみています。
これらはいずれもトレンド反転を察知するのに非常に重要だと思っています。
それぞれ詳しく説明しましょう。
直近に効きそうなラインがないか
まず、直近に効きそうなラインがないかどうかですが、これは単純で執行足、もしくはそれより上位の足で、トレンドの進む先に壁となるラインがないかどうかです。
例えばこんな感じですね。
長い下落トレンドができていて、進んだ先にラインがありそこで反転しています。
このラインは106円のキリ番のラインですが、上位足の前回高安値などのラインが引けることもあります。
トレンドの進む先に壁となるようなラインがあるときは、そこで反転する可能性があるので注意が必要です。
トレンドが反転するときというのは、たいていこうした何かしらのラインが引けることが多いですから、最も注目すべきポイントです。
急騰や急落などのクライマックスがないか
次に見たいのがクライマックスです。
セリングクライマックスやバイイングクライマックスなどと言われる、トレンドの終盤で出やすい急騰や急落が出てないか確認します。
結構重要で、私はそのクライマックスがでるとトレンドも終わりかなと見ています。
実際のチャートで見るとこんなところですね。
トレンドの最後に出やすい形状で、移動平均線から乖離し、レートが急落や急騰する局面。
これが出ると、いわゆる最後の動きとなる可能性が高く反転するかもと思うようにしています。
そこまでトレンドと逆のポジションを持っていた人の損切りや、後から乗ってきた高値安値掴みとなるような素人のポジションが入ってくることで、一気に相場が進む局面です。
この大きな動きで相場に乗ろうというのはもちろん問題外。
それまでトレンドに乗っていれば、むしろ決済すべき動きです。
初心者はこの動きをみて乗り遅れたくないとトレンドに乗ってしまいがちですが、大抵そこが天井や大底になる典型的な高値掴みや安値つかみする動き。
トレンドの反転を察知するのに非常に重要な値動きで、ここで先程のラインなども重なれば、もう反転かなと思ってしまいます。
トレンドが長く出すぎていないか
最後に見たいのがトレンドが長く出すぎていないかどうか。
長くトレンド状態が続くと当然転換する可能性も高くなりますから、どの程度トレンドが続いているのかも見ています。
可能であればエリオット波動なんかに当てはめて、まだトレンドは続きそうか、調整が入るか反転するかなどの反対勢力が入ってくるのか、そのあたりを確認すると良いかと思います。
このトレンドの長さに関しては、確実なことはわかりませんから、ポジション持っている人が決済したくなりそうな場所はないかなどと、先程のラインやクライマックスなどと合わせて考えると良いと思います。
トレンドの反転は100%当てられないが察知はできる
トレンドの反転というのは、確実に予測する方法はありませんが、ここまで書いた3つのようなポイントを見ることである程度察知することは可能です。
いくら分析しても思い通りにならない事なんてたくさんありますが、それでもある程度察知できるのと全くわからないのでは雲泥の差。
ある程度トレンドの反転を察知するためにも、こうしたトレンド終盤の動きに関しては常に見ておいたほうがいいと思います。
特に重要なのがラインです。
次ぐにクライマックス、長いトレンドと続きます。
ラインがあれば私は常にそこで転換する可能性を疑いますし、そこでクライマックスがでればかなりの高確率でトレンドは終わりだと判断できます。
普段から、ここがトレンドの終わりかな?というのを見ておき、予測する癖をつけていれば、ここぞというときもなんとなくトレンドの終わりを想定できるようになると思うので、普段からのトレーニングも大事です。
以上、FXでトレンドが反転する時に見ておきたい3つのことについてでした。
私はこの3つを見ていますが、人によっては移動平均線を見たり他の指標、ひげなどを見ている人もいますので、今回書いたことを参考にしつつ自分なりの反転サイン、見つけてみるのがいいと思います。