こんにちは、kenです。
FXでトレンドをどうやってみるか、結構大事なことだと思います。
トレンドに乗れるか乗れないかで結果は大きく変わってきますからね。
今回は、そんなトレンドの見方やどうやってトレンドを認識するのかについて書いてみたいと思います。
トレンドの見方って結構人それぞれというか、色々な意見が合って統一した絶対確実なものはないと思います。
なぜないのか、しっかりした答えのない先の見えないトンネルをすすむような感覚に近いものがFXには沢山あり、トレンドの見方や認識に関してもそれが当てはまるように思います。
なぜそうなってしまうのか、しっかりした答えがないのかにもそれにも理由があるのです。
そのあたりも含め書いてみたいと思います。
FXでのトレンドの見方
まずはFXでのトレンドの見方です。
実際色々な方法があって、本当に千差万別、人それぞれです。
その中でも代表的なのが移動平均線を使ったものと高安値を見て行くものだと思います。
一番視覚的に分かりやいのは移動平均を使った方法でしょう。
移動平均線を使えば現在トレンドがでているのかどうかはもちろんですが、現在のトレンドの方向などについても見ることができます。
実際のチャートで確認してみましょう。
移動平均線は20SMAを使っています。
青いところは下落トレンド。
移動平均線が斜め下向きになっていて、その下をレートが推移している状況です。
そして、赤い丸で囲ったのが上昇トレンド。
移動平均線が斜め上向きになっていて、レートがその移動平均線の上を推移している状況です。
これが最も分かりやすいトレンドの見方かと思います。
ちなみに、緑の丸部分はレンジ相場。
移動平均線はほぼ横向きになっていて、レートが移動平均線を上下にまたぎながら推移しているところです。
移動平均線という絶対的な視覚で分かりやすい基準があるので、それを軸に見ることができ初心者でも分かりやすい見方かと思います。
私も、この移動平均線を使った見方はするのですが、基本的には別の方法でトレンドを認識しています。
FXのトレンドを認識する私の方法
私のトレンドの認識方法は高安値を見る方法です。
これも一般的な見方だと思います。
先ほどのチャートを使うと、こうした高安値を見て判断しています。
青い矢印は下落トレンドで、高値は切り下がり、安値も切り下がっています。
これで下落トレンドを認識しています。
そして赤い矢印が上昇トレンド。
こっちは高値も安値も切り上がっています。
この高安値の切り上げ、切り下げでもトレンドの確認をすることができます。
ちなみに緑の矢印はレンジですが、高値も安値も切り上がったり切り下がったりよく分かりません。
この時はレンジです。
私は基本この高安値の関係だけでトレンドを認識していますが、慣れるまでは移動平均線と合わせて、この切り上げ切り下げもみて判断するというのは、最も分かりやすい方法かもしれませんね。
というのも、やはりこの高安値はわかりづらい部分もあるのです。
そもそもどこが高値でどこが安値と認識するか、それ自体人によって見解はバラならになりますから、ここは高値を超えてる、いや、超えてないなんて見解の近いも出てきてしまうのです。
その点移動平均線は分かりやすいですからね。
トレンドの見方が統一できない理由
トレンドの見方がはっきりと統一されないのは様々な理由があるからです。
最大の理由は人によって見方が違うからということになるのですが、その見方、認識方法の違いは以下の3つの理由が原因かと思います。
- 様々な時間足があるから
- 使うパラメーターやテクニカルが違うから
- 高値安値の認識も違うから
まず、人によって使っている時間足が違います。
これが決定的に見方の分かれる部分。
5分足では上昇トレンドでも15分足では下落トレンド、近い時間足同士でも差が出ることは頻繁にあります。
なので、5分足だけ見てる人と15分足だけ見てる人、どっちも見ている人で見解が違ってきて、行動も変わってしまうのです。
次に使うパラメーターの違いもあります。
最も一般的な移動平均線にしても、トレンドをみるのに20を使う人もいれば10を使う人もいる、中には50や75を使う人もいるでしょう。
時間足だけでなくパラメーターも違いますし、そもそも移動平均線以外のテクニカルでトレンドを見ている人もいるわけですから、同じ相場でも見解も違えば行動も変わってきます。
そして最も意識している人が多いであろう高安値の関係でトレンドをみるにしても、人によって違いは出ます。
どこが高値でどこが安値なのか、それによってもトレンドの見方が変わってしまうのです。
例えばこの場面。
青い矢印のように高値も安値も切り下がってると見る人がいる一方、赤い矢印のようにそこで高値も安値も切り上がりがおきていると見る人もいます。
同じ時間軸の同じ相場をみても、こうした見解の違いが出てきます。
これが複数の時間足、複数のテクニカルにパラメーター・・・
そりゃ見る人によって違いも出るし、統一した答えがないのも当然なのです。
例えば米国の中央銀行が、単純移動平均線の20を使い、その上にある時は上昇トレンド、下にある時は下落トレンドとする!と決めたとしても、その裏をかこうとする人や、レンジでもトレンドと認識してしまう人など、結局見方が分かれてしまいます。
重要なのは、トレンドは自分で決めた方法で自分が認識できれば良いということです。
以上、FXのトレンドの見方、認識方法でした。