こんにちは、kenです。
FXをしている人の中で、どうしても勝率が低くて思ったように勝てないという方も多いと思います。
私も勝率がずっと低かった一人で、なんでこんなに勝率が低いんだろうと頭を抱えていました。
酷いときなら、サイコロ振って売買しても50%前後の勝率になるはずなのに、なぜそんなに負けるんだってくらい勝率が悪いときもありました。
今回は、そんな勝率が低い原因について書いてみたいと思います。
勝率が低くなってしまう場合いくつかの理由や原因があるのです。
そして原因がわかればある程度対策もできます。
今回は、FXでの勝率が低い場合の原因やその対策、勝率を上げる方法などのついて書いてみようと思います。
FXで勝率が低い原因
FXで勝率が低い原因ですが、いくつか理由が考えられます。
特に多いのが手法そのものに問題があるという場合です。
手法に問題があると一言でいっても、細かく分ければ色々な要因があります。
考えられるのは以下の3点。
- 大きな流れの方向性が見えてない
- エントリーのタイミングが悪い
- 決済に問題がある
それぞれ詳しく説明します。
大きな流れの方向性が見えてない
大きな流れが見えていないというのは、単純に上位足でのトレンドを読めていないということです。
私は日足でみますし、4時間足などでみても良いのですが、大きな相場の流れはどちらの方向に向いているのかをしっかり認識して勝負しなければいけません。
これができていないと、相場の流れは上昇なのにショートして損切りにあってしまう、そんなことが頻繁に起こり、勝率が悪くなります。
極端に勝率が低い場合の原因の一つがこれで、大きな流れは下落トレンドなのに、ちょっとした戻しでロングを仕掛けては負けるというのを繰り返していることがあります。
しっかりトレンドの転換を確認してからエントリーしているはずなので、すぐに損切りになってしまうような場合はこれが原因。
大きな流れは下落中なのにロングをしかければ、勝率が著しく低下するのは当然です。
エントリーのタイミングが悪い
エントリーのタイミングが悪いというのも、良くある勝率を下げる原因の一つです。
方向性があっていたとしても、エントリーするタイミングに問題があれば、損切りされてから思惑の方向に進んでいくなんてことが頻繁に起きます。
良くあるのがこんなのですね。
ラインをブレイクしたから矢印のところでロングしてみたけど、またラインを割り込んで来るほど戻したので騙しになったかと思って損切りになる。
その後、思惑の方向に大きくブレイクしていく・・・
私もこういうところで良くやられた経験がありますが、これは単純にエントリーのタイミング悪いのです。
皆が飛びつきそうなタイミングというのは大体負けるので、そこから少しずらしてエントリーしなきゃいけません。
私だったら、青の矢印のいずれかでエントリーします。
ブレイクする一歩前のポイントで入るか、ブレイクしてから一呼吸待つか、前か後ろに少しずらすのがポイントです。
誰もが飛び尽きたくなるところは、罠だと思っても良いくらいです。
エントリーのタイミングは非常に重要です。
勝率が著しく低い場合の原因のもう一つはこれですね。
誰もがエントリーしたくなるようなところで仕掛けて、すぐに損切りになっちゃう。
良くあるパターンです。
決済に問題がある
最後が決済に問題がある場合です。
損切りが近すぎる、利確が遠すぎる場合は当然ながら勝率は落ちますが、損切りにかかりやすいところに損切りを置いたりするのも勝率が落ちる原因です。
例えば、先ほどのチャートなら、ブレイクしたラインの少し下なの×のついてる青ラインのあたりに損切りを置くとやられてしまうわけです。
もし、ここでエントリーした場合、私なら下の緑のチェックのついた青いラインに損切りを置きます。
損切りにかかりやすいところに損切りを置く、これも勝率を落としてしまう要因なのです。
勝率を上げる方法は2つある
では、勝率を上げるためにはどうすれば良いのかですが、方法は2つあります。
それが以下の2点。
- エントリーを工夫する
- 決済を工夫する
それぞれ詳しく説明します。
エントリーを工夫する
まずはエントリーを工夫するという方法ですが、これは先ほども書いたようにエントリーのタイミングの取り方を工夫してみることと、大きな相場の方向性を捉えること、この2つが重要です。
極端に勝率が悪い場合は、この2つに原因があることが多いのです。
一つはかなり重要なポイントで、あくまで大きな相場の流れには逆らわないということ。
どのくらい大きな流れをみれば良いのかとか、どのトレンドをみれば良いのかというのは、実際の相場の中で感覚を掴んでいくことになるのですが、これが全然掴めていないと問題です。
良く言われることですが、知らない道を地図なしに歩いてるようなもの。
その地図の縮尺(時間足)はそれぞれ使いやすいものをみれば良いと思いますが、大きな時間足をみて、大体どっち向きに進むのが良いのか、そのくらいはわかった上でトレードしなければ絶対に迷子になります。
相場というのは先の見えない道と同じ。
地図なしですすもうというのは無謀です。
もう一つはエントリータイミング。
エントリーのタイミングは誰もが飛びつきたくなるようなところから少しずらして仕掛けるということが重要です。
皆が飛びつきたくなるタイミングは、大抵振り落としに合いやすい危険なところ。
その危険なところを避けて、早めにエントリーするか、後乗りでエントリーするかを選ばなきゃいけません。
あ、これ大きくトレンドが出そう!なんてところは、大抵騙しに振り落とされるので、そこは一度見送る勇気も必要です。
置いて行かれる可能性を抱えてでも一呼吸待つか、置いて行かれるのが嫌なら少し早めにエイヤと入ってしまうか、このどちらかが良いかと思います。
決済を工夫する
もう一つのポイントは決済を工夫するということです。
先ほど書いたように損切りの位置を、損切りされにくい場所にするというのはもちろんなんですが、もう一つ重要なことがあります。
それは、勝率というのはどんな手法を使ったとしても、利確と損切りの値幅で変わってくるということです。
例えば、どんな手法でも損切り100pips、利確10pipsなら、非常に勝率は高くなります。
逆に、損切り10pips、利確100pipsなら、どんな手法であっても勝率50%を超えるのは至難の業。
どうしたって勝率は低くなるのです。
同じ手法でも、損切りと利確の値幅、これで勝率というのは決まってきますから、勝率99%という手法であっても、損切りが200pips、利確が1pipsなんて手法なら総合して負けてしまいます。
なので、勝率を上げたいだけならリスクリワードレシオを悪くすることでいくらでも可能です。
サイコロでエントリーを決めても、リスクリワードレシオを悪くすれば勝率90%も全然可能なわけですから、勝率と同時に、リスクリワードレシオ、つまり利確と損切りの割合を考慮しなきゃいけないのです。
勝率が悪いと思うのなら、まずはリスクリワード1:1でトレードしてみてください。
損切りを適切なところに置いて、同じ値幅の利確にする。
これで、勝率が50%を大きく割り込むようなら、エントリーに問題があると思いますし、50%切るくらいということなら、エントリーの問題もありますが、損切りの位置を工夫することで改善するかもしれません。
以上、FXで勝率が低いという場合の原因や勝率を上げる方法でした。