こんにちは、kenです。
FXでデイトレをする場合の損切りルールってどのように決めているでしょうか?
損切りの方法って色々あると思いますが、ある程度根拠は必要です。
今回は、そんなデイトレの際の損切りのルールの作り方について書いてみたいと思います。
もちろん、私が採用している損切りルールについても紹介します。
損切りは、浅ければ浅い方が良いものの、浅すぎると勝率は下がるのでなかなか難しかったりしますからね。
実際に人が使って結果の出ているルールというのは参考になるかなと思います。
FXのデイトレで使える損切りルール
損切りのルールですが、いくつか代表的なものがあります。
それが以下の3つです。
- 直近高安値を参考にするルール
- インジケーターを参考にするルール
- 固定pipsで損切りを決めるルール
それぞれ特徴もあるし、良いところ悪いところもあります。
どんな損切りなのか詳しく説明します。
直近高安値を参考にするルール
まずは直近の高安値を参考に損切りを決めるルールです。
これはかなりスタンダードな方法で、採用している人も多いと思います。
デイトレに限らず、色んな局面で使えるルールです。
私もこの損切りルールを採用しています。
問題はどこの高安値を参考に損切りを決めるかですが、デイトレの場合は直近の高安値を参考にする人は多いでしょうね。
例えば下のチャートの青い矢印でエントリーしたとしたら、直近高値の赤いラインの上なんかに置くことが多いのがこのルールです。
どっちの高値を採用するかは、それこそその人次第ですから、これといった決まりはないのですが、高安値を参考にして損切りを決めるというパターンは多いように思います。
高安値の派生としてラインで損切りを決めるという人もいると思います。
これは上位足の高安値ラインだったり、少し前の高安値のラインだったりするので、高安値損切りの派生という感じですね。
この損切りのメリットは相場の値動きに対応して損切りの幅を決められますし、ある程度根拠のある所に損切りを入れることが出来ます。
デメリットは、そこに損切りが集中しやすいので、いわゆるストップ狩りのような動きにやられることがあるという点です。
インジケーターを参考にするルール
次にインジケーターを参考にするというルールについてです。
これも採用している人は多いかもしれません。
使うインジケーターは人それぞれかと思います。
移動平均線なんかが多いと思いますが、ボリンジャーバンドなど他のインジケーターを使う人もいるでしょう。
移動平均線の場合はこんな損切りになります。
青い矢印でエントリーした場合、赤くなぞった移動平均線を実体で越えて確定したら損切りというルールです。
今回のチャートの場合、しばらく移動平均線を越えていませんから、赤い矢印のところで利確となるかと思います。
こうしたインジケーターを使って損切りを決めるというのも一つの方法です。
メリットは分かりやすい損切りのルールだと言うことでしょうか。
デメリットは足が確定しないと損切りを確定できないので、逆指し値で損切りを入れられず監視が必要という点。
いきなり大きく動くような要人発言などがある相場では、5分足1本でも大きな動きになり、確定までに思わぬ損失を出してしまうことがあるということもデメリットです。
なんせインジケーターはどんなものでもローソク足が確定しないと、動きが確定されませんからね。
固定pipsで損切りを決めるルール
最後が固定pipsで損切りを決めるというルールです。
損切り幅は人によって色々あると思いますが、デイトレだと概ね10pips〜30pips程度にする人が多いと思います。
今回の青い矢印のところでエントリーすると、10pipsと20pipsのところにラインを引きました。
こうした損切りをする人もいます。
この損切りのメリットは、いちいち損切りポイントを考えなくても良く、機械的に損切りを入れることが出来るという点かと思います。
デメリットは、相場の値動きに対応出来ないので、ボラティリティが高くなったときに損切りが近すぎたりすることもありますし、ボラティリティが低い時は異様に損切りが遠くなることがあります。
デイトレの損切りルールには高安値がおすすめ
以上のような3つのルールを使う人が多いですが、私は断然高安値での損切りがおすすめです。
相場のボラにあった損切りをセットできますし、逆指し値での損切りも可能なので、損切りをセットして後は放置ということもできます。
私自身その高安値での損切りを採用していて、扱いやすいなと感じていますからね。
ちなみに私が今回のところでエントリーしたとしたら、損切りはここに入れます。
青い矢印で入った場合、赤いラインのところに損切りを入れます。
エントリーしたところの高値の、3〜5pips上という感じです。
数pips上にするのは、ヒゲだけ抜けて戻ってくるような場合に刈られるのを防ぐためです。
完全に防げるわけではありませんが、3〜5pip余裕を見ておくというのは重要です。
この方法を損切りルールにするのが一番分かりやすく、手堅い方法なのかなとわたしは思います。
以上、FXからのデイトレでの損切りルールについてでした。