こんにちは、kenです。
FXでなかなか勝てないと、そもそもFXは負けるようにできているんじゃないか、そんな風に思ってしまうものです。
私自身何度もそう思ってしまっていました。
しかし、決してFXは誰か特定の人を負けさせるために存在しているものではないのですし、特定の人に利益を与えるために存在しているわけでもないです。
今回は、FXは負けるようにできていると思わされてしまう理由と、そこから脱出する方法、つまりFXは勝てるんだと思えるようになる方法について書いてみたいと思います。
私もそう思えるまで非常に長い時間がかかりましたが、決して不可能なことではないと思っています。
FXで負けるようにできていると思わされる理由
FXは負けるようにできているんじゃないかと思いたくなる気持ちもわかりますが、決してそんなことはありません。
あくまで相場は中立、勝つも負けるも50%の確率でしかありません。
試しに、デモトレードでサイコロか何かで売る買うを決めて、毎日20時にその方向にエントリーしてみれば良いと思います。
損切りも利確も30pipsくらいにして試してみてください。
私はやったことがありますが、ほぼ50%の勝率で資金の増減はほぼありませんでした。
回数を重ねると、計算上はスプレッド分負けることになりますが、ドル円などの非常にスプレッドの狭い通貨で30pipsの決済で行えばその程度は誤差の範囲。
私はこの実験をしてみて、やはり相場というのは中立なんだと改めて思いました。
では、なぜFXは負けるようにできていると思ってしまうのか。
それは、負けるところで入らされているからだとわたしは思います。
相場の動きに惑わされ、目先の動きに飛び乗ると大抵は負ける。
相場というのはそういうもので、誰もが心理的に入りたくなるような動きがあり、その動きに乗るとまるでそれを狙っていたかのごとく逆方向に動きだす。
相場はそういうものだと、勝てない人を食い物にするものなんだと思って、もっと違う視点でみなければいけないのです。
特に気を付けたいのが大きな動きをしたときです。
大きく思っていた方向に動けば、まるでチャンスのように思ってしまし、ついてエントリーしてしまいますが、それは大抵負けに繋がります。
これこそ、負け組を誘う動きで乗ってはいけないのです。
相場からは一歩距離を置いて見るのが大事
相場の動きに乗ろうと、相場に集中して細かい動きまで見ていると、必ずと言って良いほど目先の動きに惑わされます。
なので、相場は少し距離を置いて、少し俯瞰的にみるのが重要だと思っています。
これはすごく大事なことで、私の師匠の一人も言っていたことなのですが、相場は俯瞰的に見ることこそ負けないようにするポイントのひとつ。
俯瞰的というのは広い視野を持ってみるということで、高いところから相場全体を見渡すイメージです。
目先のあがったり下がったりしている動きはとりあえず無視して、相場を大きく見たとき今の動きはどういうものなのか、それを考えていきます。
ちょっと他人に伝えるのは難しいのですが、大きな視点で相場をみるというのは非常に大切なことだと思います。
では、どうやって大きな視点で俯瞰的に相場をみるのか、私の場合の見方についてお話しします。
相場を俯瞰的に見る方法
基本は大きな足から見るということです。
私の場合は日足をベースに考えて1時間足と時間足を落として値動きを見ます。
あくまで今の動きは大きな足の中の動きだということを常に頭に入れながら見ていくのです。
例えば日足が強く上昇している状態で、1時間足が下降の傾向を示していたとしても、それは一時的な下落ではないのかと疑うことです。
もちろん5分足は下落トレンドを形成しているでしょうが、それに乗らずに様子をみるというのも良いですし、敢えて短期で節目まで乗ってみるというのも一つの方法。
現在目の前でおきている動きは、大きな動きの一部だということをイメージしながら相場を見るのです。
そうすることで俯瞰的に相場を見ることができるようになるかと思います。
これは言葉で伝えるのは非常に難しく、うまく伝わるかわかりませんが、全ての時間足の動きは一つの動きの中の一部であり、上位足の動きに影響されているというのを意識しながら見るということです。
これができるようになると、負けるようにできているんじゃないかと思うほど負け続けることはなくなると思います。
以上、FXは負けるようにできると思ってしまう理由や原因、そしてその改善法についてでした。
負けが重なると負けるようにできていると思ってしまいがちですが、決してそんなことはないです。
あくまで自分が負けるところでエントリーしてしまっているというだけ。
ならば、そうならないように相場の見方を変えていかなければいけないのです。
全体を俯瞰してみる、これをイメージして相場の見方を変えてみてください。