こんにちは、kenです。
FXの逆張りで負けるという人、結構多いと思います。
特に初心者に多いのですが、逆張りは難しい、逆張りじゃ勝てないなんて人も結構いるのです。
逆張りはしない方が良い、順張りすべきなんてことを言う人も結構いますし、逆張りは難しく負けやすいというのが一般的な考え方かもしれません。
でも、私は逆張りが好きです。
そもそも、逆張りってやり方さえ間違わなければリスクリワードレシオの良いトレードができるはずです。
今回は、そんなFXの逆張りで負ける理由、そして勝つにはどうしたら良いのかと言うことについてお話ししたいと思います。
FXの逆張りで負ける理由
FXの逆張りで負けるという人も多いのですが、逆張りの意味を間違えてトレードしている人が多いように思います。
順張り逆張りと聞くと、順張りはトレンド方向にトレードする方法、逆張りはトレンドに逆らってトレードする方法と思いがちです。
しかし、そもそも逆張りというのはトレンドに逆らってエントリーする方法ではないとわたしは思っています。
日本で言う逆張りは英語ではカウンタートレード。
カウンターは逆というより反撃とかって意味です。
つまり逆張りは、トレンドに逆らうのではなく、トレンド中に発生する調整に対してカウンターを入れるトレード、つまり順張りの一種だと考えています。
これを間違うと負けるのです。
逆張りだからトレンドと逆にエントリーするんだと思って、完全にトレンドに逆らう形でエントリーすれば当然負けます。
チャートで見るとこんな感じで、通常逆張りでイメージするのはこんなところで入ることかと思います。
全体的に上昇している最中の上がりきったところの調整を狙ってショート。
これが逆張りと考える人もいると思いますが、これってすごく難しいです。
ピンポイントでトレンドの終わりを察知しなきゃいけませんし、何より上昇中売りで入るというのは非常に危険。
そもそも想定が外れてトレンド方向に進めば負けるのは当然ですが、戻りが浅くても負けますから、そう簡単に勝てるものではありません。
なので、完全にトレンドに逆らってエントリーというのは非常に危険です。
もし、逆張りというのがカウンタートレードだとすれば、本来はこういうところで狙うべきなのです。
全体的には上昇している、しかしその中の小さな調整の下落トレンドに対して逆張りしていく。
これが本来の逆張りの使い方だと思います。
大きな流れが上昇中でショートをするという方法は、勝てることもありますが、何度も繰り返せば負けることも多くじり貧になると思います。
本来の逆張りは、こうした順張りの一種だと考えます。
つまり、トレンドに逆らってエントリーする方法で勝てる方法などないというわけです。
逆張りで勝つには
では、逆張りで勝つにはどうしたら良いのかというと、大きなトレンドの流れを把握することが絶対に必要です。
大きな流れが上昇トレンドを形成しているときで、目先の動きが下降トレンドを作って落ちてきている、そこでロングをするのが逆張りです。
目先の動きに対して逆に仕掛けるというだけで、大きな流れに逆らわないようにするのです。
そのためには、大きな流れを見ることが必須。
大きな流れの見方は人それぞれです。
上位足を見る、長めの移動平均線を見る、1つの時間足で大きな波形を見つける。
このやり方は人それぞれ好きな方法でかまわないと思います。
私は上位足を見るようにしていますが、初心者は100〜200程度の移動平均線を見るというのも良いと思います。
私の師匠は一つの時間足で大きな波と小さな波を見分けるプロでしたので、そういう人もいますから、絶対に上位足間足を見なきゃいけないということもないのですが、上位時間足を見て分析する方が、後々楽かなぁというのが私の感想です。
気を付けるべきは、とにかく大きな流れに逆らわないようにです。
大きな流れというのは、正確には一段上の流れということになりますけどね。
そこをしっかり確認し逆らわないようにすることです。
トレンドなんてものは、上を見ればそれこそ月足まで見ることができますが、正直月足のトレンドはよほど長期間のトレードじゃないかぎり気にしても仕方がないです。
1段上、せいぜい2段階上くらいまでのトレンドの波を気にする程度で十分かと思います。
特に逆張りではいる場合は、1段上のトレンドの押し目や戻しを、目先のトレンドに対して逆張りしていく、そんなイメージでやってみると良いかと思います。
以上、FXの逆張りで負ける時の原因や理由でした。