こんにちは、kenです。
FXでは損切りが重要、そんな言葉を聞いたことがある人は沢山いると思います。
確かに損切りは非常に重要です。
でもなぜ重要なのか、なぜ必要なのか、今回はそんな損切りに必要性について書いてみたいと思います。
それと同時に損切りは絶対に必要だと言われていますが、私は必要ないという場面も確かにあると思っているのです。
損切りはなぜ重要なのかその必要性と、どんな場面でなら必要ないのか、そんなことを記事にしてみたいともいます。
FXでの損切りの必要性
FXでの損切りの必要性ですが、私は基本的には損切りは絶対に必要なものだと思っています。
なぜ必要なのかですが、単純に損切りをしないといつか必ず資金を全て失うからです。
FXっていうものは神様でもない限り絶対に勝率100%なんて不可能です。
損切りを入れずに利確だけ入れる方法なら、勝率99%なんてものも可能かもしれません。
でも、絶対に100%にはならないです。
数年に1回、十数年に1回、大きな暴落や急騰が訪れる時期が来ます。
それこそ年間通して下げ続ける上げ続ける、そんな局面です。
その局面で反対のポジションを持ってしまったときが怖いのです。
確かに通常の相場というのは上がったり下がったりしていますから、損切りしなくてもまず負けませんし勝率も高いまま維持できます。
しかし、どこかで大きく動きことがあって、そこでもし損切りを入れていないと、全ての資産がなくなるまで耐えるしかありません。
いつかそういう相場は必ず来るのです。
そこで負けてしまう、しかも資産をほぼ全て失ってしまうのです。
だから、損切りは重要なのです。
それまでいくら勝ててたって、1回のトレードでその全てを失えば全く意味がありませんからね。
100回に1回の大きな全資産を失うような負けを防ぐために、ちょこちょこ日頃から損切りするわけです。
FXで損切りは必要ないというのは条件付きだが本当
ただ、損切りが必要ないという場合もあります。
かなり厳しい条件付きですが、損切りなしでも良いと思える局面があるの確かです。
その条件ですが、ドル円ならばドル円が1ドル0円に近づいても損切りさせられないだけの資金とポジション量にするということです。
その状況なら下がったところを買うという戦略で損切りを入れなくても良いと思います。
例えばこれはドル円の月足です。
このチャートでは最安値は75円位です。
超長期保有ならこの下に損切りを置いてというのもいいのですが、損切りせずにということなら、最悪ここを割り込んでも損切りにならないようにしておかなければいけません。
1円まで落ちても損切りしない程度の資金量とポジション、つまり1ドル100円の時に資金量100万円あたり1万通貨でも少し多いくらい。
資金120万で1万通貨位であれば、損切りになることもないので上がるまで待つという方法もありです。
この時、できれば1ドル100円を割り込んだところで仕掛けられれば利益も大きくなります。
1ドル100円以下でしかけるのなら、目安としては資金100万円に対して1万通貨、これで損切りなしでも良いかと思います。
ただ、ここまで読んでいればわかると思いますが、大きなお金がないと意味のない手法です。
例えば1億円持っている人ならそれなりに良い手法かと思います。
100円以下になったときに、損切りを入れずに1億の資金で100万通貨ロングする。
後はスワップを貰いながら1ドル120円位になるのを待てば良いのですからね。
1ドル90円位で買えていれば、30円分の値上がりですから儲けは3,000万、3年くらいかかっても十分でしょう。
もう少し資金が少ない1,000万程度でも割の良い投資だと思います。
1ドル90円になった時に10万通貨ロングする。
後は損切りを入れずに120円位になるまで何年でも待つ。
3年かかったとしても儲けは300万なので、年間10%の儲け。
損切りにはなりませんし、リスクはほぼ無くこれだけの運用が可能です。
沢山の資金がある人には本当に美味しい投資です。
でも、これが資金100万とかになれば話は別。
同じ条件でも1万通貨しか持てないので、3年で30万。
確かに資金は30%増えていますが、これではさすがに金額的に満足できな人も多いでしょう。
リスクがほぼ無しで増やせますから、貯金しておくより良いのですが、100万円程度の資金でFXをする方は、1年で倍とかにしたいわけですからね。
損切りしない手法、しなくて良い手法というのはリスクが非常に低くなる代わりにリターンも少ない、そんな手法です。
以上、FXでの損切りの必要性と必要ない場合についてでした。