こんにちは、kenです。
今日も割と良いトレードができたので紹介したいと思います。
今日のトレードは、私の定番手法ではなく、多少変則的なトレードです。
ただ、勝ちパターンのひとつではあるので、せっかくですから紹介しようと思います。
あんまり良くあるパターンというわけではありませんが、このパターンは入ることが多々あります。
今回もドル円でのトレードですが、いつものように上位足から見ていきましょう。
今日のドル円日足と1時間足
まずは日足と1時間足です。
左が1時間足、右が日足です。
まず日足ですが、先週から大きく下落しているのが分かります。
見る人や分析方法によっては見解の分かれる部分ではありますが、高安値の観点から見れば、今朝の時点ではまだ上昇トレンドは続いているかなという感じ。
移動平均線の観点から見れば、転換初期の移動平均反発にも見えます。
悩ましい部分ですね。
ただ、直近の動きだけ見ると、上昇が続いた後、先週大陰線2本で下落し、少しだけ戻して陽線を出すもののその勢いは弱い。
その次の日、つまり昨日も陰線で終わっています。
つまり、ここから反発する力はないというイメージを私は持ちました。
そうなれば、どこで売るかです。
左の1時間足を見てください。
フラッグになっているのがわかります。
しかも、ブレイク前にフラッグの下のラインにピッタリ張り付いてますね。
レンジ性の動きの場合で、狙っている方向へこうしたピッタリラインに張り付いた動きをする場合、大抵ブレイクします。
私の勝ちパターンのひとつ。
張り付いている時点でショートしても良かったんですが、念のためブレイクを待ちました。
1時間足を見ると、大きな下落の後フラッグを作って、ブレイクすればもう一段下を狙う形になります。
これだけ大きな下落の後、2日にわたるフラッグ形成の後のブレイクですから、下落もそれなりに大きくなります。
多少遅れてエントリーしても問題なしと思っていました。
思惑通り下にブレイクしたので、後はタイミングとって売るだけです。
ブレイク後、少し調整が入ったので、そこでラインを引いてタイミングをみて売りました。
実際にショートしたのは5分足をみてです。
5分足でのエントリーと決済
エントリーしたのはこの足です。
ブレイクの下落の後、5分足でもフラッグを作っています。
このフラッグをブレイクしたかしないか位でのタイミングエントリー。
正直どこでも良かったです。
損切りは青いラインの上に置きます。
この青いライン1時間足で引いたものですが、しっかり効いています。
今回は大きく下落すると思っていたので、リスクリワードも1:2程度と広めにとりました。
大抵こうした動きの後は急落するはずなので、節目である108.50のちょっと上に利確を置いて放置。
その後思惑通り下落してくれたようで、少し経ってチャートを見ると決済されていました。
40pipsほどとれたので今回の勝ちは大きいです。
今回は、私の鉄板の方法ではありませんが、日足で方向性を認識し、1時間足でフラッグのブレイク、5分足でもフラッグからのブレイク&ラインサポレジ転換と、非常に綺麗に決まって分かりやすい場面でした。
今日のトレードの総括
今日は良いトレードができました。
十分伸ばせたし、利益も取れています。
そして、今回のトレードは一般的な教科書に書いてあるようなものしか使っていません。
トレンドの把握、1時間足のフラッグブレイク後に、5分足のフラッグブレイクでエントリーですからね。
これだけでも十分戦えるということです。
今回のトレードで最も重要なのは、相場の雰囲気を読むという部分かと思います。
大前提として、日足で陽線が出るという想定、これができるのかできないかで大きな差が出ます。
そして、1時間足のフラッグブレイクの後、もう一段下げると感じ取れるかどうか。
もちろん外れることもありますが、1時間足で大きな下落の後2日間のフラッグです。
ブレイク後一度調整をはさんでもう一段落ちると私は思えたので、その後の5分足のフラッグで入れました。
今回、エントリー手法の部分だけ見れば、1時間足でフラッグを作りブレイク、その後の5分足のフラッグのブレイクでエントリーというものです。
しかし重要なのはその部分ではありません。
それ以外の、日足で今日は陰線になる、1時間足でフラッグ後もう一段下落するというのを感じ取る、エントリー手法とは別の部分がキモになっています。
同じ手法を使っているのハズなのに全然勝てないというのは、こうした相場観のような部分があるかないかの違いだと思うのです。
以上、本日のトレードでした。