こんにちは、kenです。
FXで勝つのは簡単ではありません。
当然ですが、勝つのが難しい=損切りになることの方が多いというわけです。
そこで今回は、損切りを主とした手法について書いてみたいなと思いました。
手法というと勝つ方法、勝つことを主にを考えたものを使いがちですが、実は私の手法は負け、損切りを主にして考えた手法だったりします。
今回は、損切りを主に考えた手法について、なぜそういう手法を作ることにしたのか、どういった手法なのかなど、そのあたりのお話しをしようと思います。
FXでは損切りを主にした手法もあり
FXというのは勝つためにやらなければ意味がありません。
となれば、当然手法は勝つための方法を考えるものです。
しかし、FXというのは負けも勝ちも常に表裏一体のもの。
勝ちを増やすということは=負けを減らすということでもあるわけです。
つまり、負けを減らすことができれば、自然と勝ちが増えていくのもトレードの本質かと思います。
私はそれを踏まえて、手法を作る際に重視したことがあります。
それはいかに負けを減らすかというもの。
勝率そのものを上げ、負けの回数を減らすのはもちろんですが、1回の負けで負うリスク、損切りの幅もどうしたら小さくできるのかを徹底的に考えたのです。
正直、どう勝つかということは、ほとんど考えませんでした。
手法を作る際に考えたのが、どう負けるかです。
損切りになった時にいかに負けを少なくするのか、どうやって負けを減らすのか、それを主に考えて手法作りをしたのです。
それで勝てるようになっているわけですから、損切りを主に考えた手法というのも勝つための方法としては十分に有りです。
損切りのことを考えた手法について
では、損切りのことを一番に考えたFXの手法というのはどういうものなのか、少しお話ししようと思います。
まず、勝つためにやるのがFXですが、負けを減らす=勝ちを増やすことに繋がります。
なので、負けをどう減らすかというのはトレードをする上でも重要なことです。
私の手法は、基本的にはライントレードです。
ただ、一般的なライントレードは、比較的ラインを大ざっぱに引く傾向があります。
良くラインを引く際は帯で考えると良いなんて言われています。
こんな感じで、青い矢印のところでロングを狙う際のラインも、帯状に考えて、そのどこで反発するか見ていくという考え方が多いと思います。
この帯状にラインを考えるやり方は、これはこれで非常に有効ですし、私だってそうやってラインを見る場合も多いです。
しかし、同時にエントリーに使うラインは、これでは損切りが深くなりすぎます。
帯状にラインを見れば、そこで反発する可能性は高くなるものの、見なきゃいけない値動きの遊びも大きいので、かなり損切りに余裕を持たなくてはいけません。
これでは負けを減らすことができないのです。
そこで私はいかにラインをピンポイントで引くかにこだわりました。
帯で見ると損切り幅を大きく取らなきゃいけませんが、ラインをピンポイントで引ければ、そのすぐ外側に損切りを置くことができるので、損切りが浅く済みます。
同時に効くラインを引くことで、勝率も上げたい。
そんなことを考えて、ラインを引けるように訓練しました
この帯状のラインのどこで反発するのか、それを絞り込んでいくわけです。
それが私の損切りを重視したトレード手法というわけです。
具体的な方法を教えてよといわれそうなので、書いてしまいますが、この帯状のラインの中で、下位足でしっかり効くラインを見つけるというのが私の手法になります。
下位足には下位足の秩序があり、上位足のこうした反発候補の帯の中で、下位足の秩序でしっかり効いているラインを見つけ、そこでエントリーします。
要は下位足でも上位足でも効くラインをさがすというわけです。
下位足になれば、それだけラインの幅は狭くなりますから、上位足で見たときにはほぼピンポイントでラインを引けるようなものです。
以上、FXで損切りのことを主に考えた手法について書いてみました。
勝つための一生懸命トレードして勝てないという人は、負けないようにトレードしてみるというのも一つの方法だと思います。