こんにちは、kenです。
FXで損切りをする場合、その幅をどのくらいにすれば良いか、何pipsがいいのか頭を悩ませている人も少なくないと思います。
今回はそんな損切りの値幅についてのお話しです。
様々な損切りの方法がありますが、いわゆる適正な損切りってどの程度なのということについて色々書いてみたいと思います。
私も損切りに関しては結構悩まされましたからね。
FXの損切りの幅はトレードスタイルや手法による
まず損切りの幅ですが、基本的にはトレードスタイルや手法によるので一概にはいえません。
例えば、デイトレードする人とスイングトレードする人では、どうしたって損切りの幅は変わってきます。
これを同じ値幅にするというのはなかなか難しいので、損切りの幅というのはスタイルによって大きく違ってくるものです。
そもそも5分足ベースでトレードする人と、日足ベースでトレードする人の損切り幅が同じわけがないですからね。
また、同じ時間軸でトレードしていても、手法によっても損切りの幅は違います。
例えば以下のように青いライン反発でエントリーするような場合。
考えられる損切りはいくつかあります。
ひとつ前の高値の上の緑のラインというのも妥当です。
エントリーの基準としたラインのすぐ上というのも妥当な損切りポイント。
どっちが良いかはその人の使う手法によって違ってくるでしょう。
一概にどちらが良いかとは言えないのが損切りの幅なのです。
ただし、ひとつ傾向があります。
それは損切り幅が広ければ広いほど1回の損は当然大きくなる代わりに勝率は高くなります。そして、損切りの幅が狭ければ狭いほど1回の損失は小さくできる代わり勝率は落ちます。
こういった特徴があります。
私は負けを小さくしたいということもあり、比較的損切りの幅は狭くしていますが、考え方によっては勝率重視でというのも全然有りというわけです。
FXの損切りは何pipsが良いかの目安
では実際損切り幅は何pipsくらいが良いのでしょうか。
あくまで目安になりますが、一般的には以下のようなものかと思います。
ドル円を例にとるとこんな感じかと思います。
- デイトレード 10pips〜30pips
- スイングトレード 30pips〜50pips
- 長期投資 50pips〜100pips程度
長期はどのくらい長期かによりますが、概ねこんな感じかと思います。
私はデイトレードで10pips前後の損切りが多いです。
これはできるだけ損失を小さくしたいからなのと、勝率を上げるため損切りポイントに引きつけてエントリーしているというのも理由です。
損切りポイントを先に決め、そこに引きつけてエントリーという方法なら、損切り幅は狭くできますからね。
そして、損切りはpipsで決めるというよりも、別の根拠で決めるのが私はお勧めです。
これも私が行っている方法なのですが、損切りはpipsで決めるのではなくエントリーの根拠が崩れたら行うというもの。
先ほどのようにエントリーのライン上でというのがそれなのですが、損切りも近くなり勝率も高めになるのでお勧めです。
一律何pipsで損切りと決めるより、その時のボラティリティによってベストな位置を決める、柔軟性のある損切りが良いのかなと私は思っています。
なので、普段は10pipsほどの損切りの私ですが、ボラが大きな時は20pips以上の損切りになることもあります。
自分の都合で決めるより、相場に合わせるという方が、相場で長く勝つためには重要なことのように思います。
以上、FXで損切り幅は何pipsくらいが良いのかというお話しでした。