こんにちは、kenです。
FXでは損切りはすごく大事だというのは誰もが知っていることです。
しかし、中にはその損切りを疎かにしてしまう人もいます。
特に多いのがデイトレードで損切りを入れないという場合。
すぐに決済するし、もし逆方向に行けば長期投資にしても良い、そんな気分で損切りをいれないでトレードしている人がかなりいるのです。
今回はそんな人に知って欲しいデイトレードこそ損切りが必要になる理由、損切りを入れるメリット、入れない場合のデメリットについて、そしてお勧めの損切りの方法などについてです。
損切りはデイトレードでこそ重要なのです。
FXの損切りはデイトレードでこそ必須になる
まず、デイトレードで損切りが必須な理由ですが、一般的なスイングトレードなんかに比べて、デイトレードというのはレバレッジが大きくなる傾向があるからです。
スイングトレードや長期投資の場合、50pipsや100pips程度の逆行はある程度加味してエントリーしますし、なによりとれる値幅が大きくなります。
それこそ2〜300pipsからそれ以上とるつもりのエントリーなので、それ相応の低めのロットで勝負します。
しかし、デイトレードの場合通貨によりますが20pips〜50pips程度を利益目標にしていることも多くなります。
20pipsでそれなりに金額を稼ごうと思えば、当然それに応じてロットも高くなります。
1日の値幅だと損失側もそこまで大きく見積もることはないと思います。
しかし、ロットを上げた結果、もし逆行して戻ってこなかった場合のダメージは、より深刻になってしまいます。
それこそ長期投資の場合は500pips下がったところでも資金がゼロにはならないようにロット管理をしているはず。
じゃなければ長期投資の大きな波には耐えられませんからね。
しかし、デイトレードのロット管理で500pipsマイナスになれば、それこそ資金の大半を飛ばしかねません。
損切りを入れない場合、稀に相場が一方向に動くような場面では、一度もプラスにならずそのくらいまで逆行するというのも全然珍しいことではないのです。
これは直近の日足なのですが、矢印のようなところロングで入った場合、そのレートにほとんど戻らず下落が続いています。
しかも最大で700pips以上の下落です。
損切りを入れてない場合、これにはまず耐えられないでしょう。
多ければ年に数回、少なくても数年に1回はこうした大きな上昇や下落相場があります。
損切りを入れないトレーダーはここでやられてしまうのです。
デイトレードのつもりでエントリーしても、損失が出たから放置しスイングトレードになり、それもマイナスが日々拡大し、神経をすり減らし毎日レート見るのも嫌になる。
そのうち資金が持たなくなり強制ロスカットか、精神が持たなくなり資金の大半をなくしたところでロスカット。
間違いなくこういうパターンになります。
なぜなら、レートが一方向にすすむと言うことはまずなく、いずれ必ず反対方法にもすすんでいくからです。
これを防げるというのが損切りすることの最大のメリットですし、損切りしない場合これで必ずやられるときがあるというのが最大のデメリット。
デイトレードの場合はロットが高い分危険ですから、損切りは必須なのです。
デイトレードでお勧めの損切りの方法
では、デイトレードの場合どんな損切りを入れれば良いのでしょうか。
いくつか考えられる方法はあります。
私がよく使うのが根拠が消えたときにロスカットするという方法で、ライン反発でエントリーした場合、そのラインを割り込めばすぐにロスカットしてしまいます。
エントリーしたところの直近の高安値に損切りを入れるというのもスタンダードな方法です。
基本このいずれかで損切りをすれば良いと思いますが、こうした損切りが難しいと感じる場合は、別の方法でも可能です。
最悪の展開を防ぐためのストップですから、前日の高安値を割り込んだらというのも一つの方法なのです。
私はこのストップも悪くないと思っていて、ロングで入るのなら前日の安値を割り込んだら損切り。
ショートで入るのなら前日の高値を超えたら損切り、これでも全然構いません。
損失はそこで限定されますからね。
その損切りが使える場所でエントリーすれば良いのです。
必然と損切りポイントに引きつける必要が出てきますし、待つということもできるようになるかと思います。
以上、FXでの損切りはデイトレードだと特に重要だというお話しでした。