こんにちは、kenです。
損切りについていくつか記事を書いてきましたが、損切りのタイミングについて書いたことは多くなかったように思います。
ということで、今回はFXで損切りはいつすればいいのか、タイミング的なお話をしようと思います。
いつが良いかというのはなかなか難しいもので、トレードのスパンで大きく違ってくるようにも思います。
今回は、そのあたりも加味して、どんなタイミングでの損切りが良いのか、いつ損切りすれば良いのかというお話しをしようと思います。
FXで損切りはいつすればいい?
損切りはいつがいいのか、そのタイミングですが、そもそも損切りはエントリーの時に決めておくべきです。
私なんかはエントリーと同時に逆指し値で損切りを入れてしまいます。
私の損切りは高安値などを参考に引いたラインを割り込んだらということにしています。
そもそもエントリーの根拠がライン反発なので、そのラインを割り込んだら即損切り。
なので、逆指し値でそのラインから2〜3pips話したところに損切りを置いています。
例えばこんなところですね。
これをエントリー直後に逆指し値で入れてしまうのです。
損切りになるのは、このポイントを割り込んだときです。
タイミングとしてはエントリー直後に、実際に損切りになるのはレートが到達したときということになります。
基本は、こんな感じでエントリーと同時に損切りを逆指し値で入れてしまうという方法が良いかと思います。
もちろん、常にレートを監視してあるポイントまで来たら損切りというのも一つの方法です。
しかし、この場合いつ損切りが来るのか、タイミングは相場次第ということになりますので、常に監視が必要です。
損切りを逆指し値に頼らない場合
損切りを逆指し値に頼らず手動で行うというのも一つの方法なのは確かです。
私はあんまりお勧めしませんが、勝っているトレーダーさんには、損切りは自分でレートを見てするという人もそれなりにいるのも事実。
逆指し値が必須というわけではないのです。
ただし、先ほど書いたようにいつ損切りタイミングが来るかわかりませんから、常にチャートに張り付いている必要があります。
それができる環境、集中力があるのなら方法としては良いと思います。
ただ、その時でもどこで損切りするかはエントリー時にある程度考えておいてください。
こうなったら損切りしようと事前に決めておいて、実際にそうなるのを確認したら損切りです。
ただし、ここでひとつ気をつけたいことがあります。
それは、決めたところで損切り出来なくなるという可能性です。
いざ損切りするときに、もう少し待てば戻るんじゃないか、そんな気持ちになるのです。
そして少し様子を見ていると、レートは悪化していき、次戻したら損切りしようと待っていたら、またレートは悪化していく。
結局、想定の何倍もの損失になってしまう。
そんなことが起こりえます。
1度でもそれをやってしまうと損失は大きくなりますし、リスクリワードレシオも悪化してしまいます。
なので、よほど意思が固い人以外は、普通に逆指し値を入れるというのがいいように思います。
もう一つ損切りのタイミングを見るのにインジケーターを使っているという場合もあると思います。
これは逆指し値が入れることのできない方法で、例えば移動平均線を割り込んだり、ストキャスティックスが80以上になったらとかってのをみてから損切りするやり方です。
もちろんそれでもいいのですが、これも逆指し値が入れられないのでメンタルの影響も受けますし、何より見落とす可能性もあります。
なので、最低限ここまで来たら損切りしなきゃいけないというポイントに逆指し値を同時に入れて置くと良いかと思います。
つまり損切りを2重で準備するのです。
一つは高安値を基準とした値幅大きめの損切り、もう一つは自分で決めたインジケーターを使った損切り。
これで最悪の事態は避けられるかなと思います。
以上、損切りのタイミングについてでした。
損切りというのは人によって色々な方法があるのですが、エントリー時にどうなったら損切りするのかは必ず決めておくべきというのが共通して言えることかと思います。