こんにちは、kenです。
FXというのは、暴落のようなことが常に起こります。
緩やかに上昇した相場が長く続いていたのに、大きく下落するいわゆる暴落の相場になるなんてことは良くあること。
それで沢山の投資家、トレーダーがやられてきたのです。
こうした暴落で資金を失わないためには損切りが絶対に必要です。
どうやって暴落に備えれば良いのか、また暴落が始まったときに損切りはどうすれば良いのか。
今回はそんな話をしたいと思います。
FXで暴落したときの損切りについて
FXで暴落が起こった時の損切りについてですが、暴落だと分かったらすぐに損切りというのが基本です。
今が暴落だと気がつき、ポジションを反対方向に持っていたのならすぐに損切り。
これがベスト。
しかし、暴落というのは大抵気がつかないうちに始まり、気がついた時には手遅れになっているものです。
暴落と一言でいっても、様々な暴落があります。
一般的に暴落と言われるのは日足ベースのもの。
リーマンショックの時なんかが印象的ですが私の記憶だと日足レベルなら2015年の8月24日が暴落に値する動きだったと思います。
まさにこれは暴落です。
もしこの時ロングポジションを持っているのなら、気がついた時点ですぐに損切りです。
この次の日も値下がりが続く可能性がありますので、どこでも気がついたら損切り。
大抵は、後でヒゲになるような一番底で売るハメになると思いますが、それでも気がついた時点ですぐ損切りするのです。
ただし、できればそんなところまで巻き込まれる前に決済しておきたいです。
なので重要なのが日頃設定する損切りです。
こういった暴落を避けるために損切りは存在するのです。
もっと早い段階で損切りを行い、暴落時はショートで入るか黙って見ているというのがベストな選択かと思います。
損切りは暴落してからするのではなく、暴落を静観するために、暴落が始まる前にするものだということを忘れないようにしてください。
日足レベルの暴落は数年に1回というレベルだと思います。1時間足レベルの暴落ならもっと頻繁に遭遇します。
例えばこんなところです。
これくらいの暴落なら年に何度もあるかと思います。
こうした暴落も、日足の場合と同じで、巻き込まれる前に損切りするというのが基本です。
いくら1時間足とはいえ、レバレッジが高い状況なら、これで資金の大半を失うなんてこともあります。
ドル円で4時間の間に400pipsほどの暴落ですから、100万円で10万通貨でトレードしていたら、半分近い資金を失うことになります。
こうなる前のもっと早い段階での損切りが必要になるわけです。
当然ですが、損切りが入ってなくて暴落だと気がつけばすぐ損切りです。
今回は400pips下落した後に急上昇しているので、損切りなんてしなきゃ良かったと思うことでしょう。
しかし、戻らないこともあるのです。
こんな感じで暴落の後もズルズルと何日も下落するということは良くあります。
こうなってしまったときに、持っているポジションが強制ロスカットになればFXからは退場です。
暴落したときに戻ることを祈って待つというのは、完全にギャンブルです。
もしそのまま下落が続けば資金を失い退場、戻っても良いとこ怖くてプラマイゼロで逃げるでしょう。
何のメリットもない勝負となってしまいます。
それならば、さっさと早めに損切りして出直した方が良いのです。
暴落は戻ることもありますが、戻らないこともあるのです。
だから気がついたらとにかく早く損切りする。
これを徹底するようにしてください。
暴落のうち半分以上は我慢すれば戻りますが、何割かは戻らずそのまま下落していくので、そうなれば資金を全て失いますからね。
そもそも暴落する前に損切り出来るように工夫する
すでに何度も書いていますが、重要なのは暴落する前に損切りすることです。
暴落が一度始まってしまえば、正直損切りすると大きな損失が出ますし、損切りの後回復したらショックです。
損切りしなければ退場かプラマイゼロでの逃げ、結局良いことなんて無いのです。
なので、いかに暴落に巻き込まれないか、そこが重要となってきます。
暴落を察知したらという以前に、エントリー時からここまで来たら損切りするというポイントを決めておき、そこで逆指し値を入れてしまってください。
そうなれば、そこが仮に暴落の出発点だったとしても、わずかな損失で暴落を回避できるわけです。
常にこの後暴落するかもしれないという可能性を考え、損切りはセットしておくようにする。
これが暴落に巻き込まれないためのポイントかと思います。
以上、FXで暴落の際の損切りはどうするのか、対策などについてでした。