こんにちは、kenです。
FXでは色々な手法がありますが、いわゆるボックス相場の時の手法というのも存在します。
私自身、ボックス相場での勝負は得意なもののひとつ。
今回は、そんなボックス相場での手法について書いてみたいと思います。
私の場合は以前に本で読んだ、ボックス理論という方法を多少応用している手法なんですが、これがなかなか使えるのでチャンスがあれば積極的に入ってます。
簡単なものなので、一般的な考え方や手法と合わせて紹介したいと思います。
FXでの一般的なボックス相場での手法や考え方
まず、FXのボックス相場の一般的な手法ですが、やはりブレイクというのが皆が知っている方法かと思います。
エントリー箇所としてはこんなところですね。
ボックス圏をブレイクしたところでエントリー。
これが一番代表的な方法だと思いますが、正直これはあんまり勝てないです。
その後の戻しにやられたり、そもそも騙しになったりするので、思ったようには勝てないと思います。
そこで、これまた一般的な方法ですがブレイクした後の押し戻しでエントリーするという方法もあります。
こんな場所でのエントリーです。
これは比較的勝ちやすく現実的な手法。
私もこれは良くやっていました。
お勧めの手法ではありますが、これの弱点はボックスブレイク後に押し戻しがない場合も結構多いということでしょう。
もちろん騙しなどにはあいにくくなるものの、ブレイクしたけど思ったほど伸びなかったり、そもそも押し戻しがないときには良い結果にはならないです・
ボックスを抜けて逆三尊を作って転換するなんてことも結構ありますから、こうしたブレイクした後に乗っていくタイプはその点に弱いです。
押し戻しを待っているけど勝てないよという方の場合、手法以前の部分に問題があることも多いので、そもそもボックス相場で勝つための大前提についても書いておきたいです。
ボックス相場で勝つための大前提
そもそもボックス相場で勝つには、全体のトレンドの流れの把握が必須です。
そのボックス圏は、全体のどんな相場の流れの中で形成されたものなのか、そこを見なければ話になりません。
先ほどのだと、全体は下落の流れ、その中でのボックス相場です。
なので、この場合は転換を狙わないのなら基本ボックス相場は全てショートで勝負します。
方向感が分からないようなボックス相場の時は、足を大きくしてみてください。
例えばこんな画面いっぱいのボックス相場。
これ5分足なんですが、この状態なら方向感なんて分からないですよね。
でも時間足を上げると、この相場はどういうところにあるボックス相場なのか分かります。
1時間足で見てみるとこんな感じで、上昇中にあるボックス相場だというのが分かります。
この場合は当然ロングだけ仕掛けるわけです。
ボックス相場といって、上昇中にあるものなのか下落中にあるものなのか、その判断が大事で、勝つための大前提です。
上昇中のボックス相場でショートで勝負してもまず負けますからね。
ボックス相場での私の手法
これを考慮して改めて手法について考えてみたいのですが、ロングで勝負するかショートで勝負するか、エントリー前からすでに決めておきます。
なので、ブレイクを待つ必要はないわけです。
私はこんなところで入ります。
ボックス相場というのはいわゆる平行レンジです。
平行レンジでエントリーする場合、レンジ上限からのショート、下限からのロングも基本戦略のうちの一つ。
それを使うわけです。
もちろんブレイクしてからでも良いのですが、それだと乗れなかったり乗り遅れたり、騙しにあってしまったりします。
そして、エントリーする方向は上位足などをみて決めておくわけですから、何もブレイクするまで待たなくても、上記のように大きな流れが下落中ならボックス上限からショートすれば良いのです。
もちろん、上昇相場ならボックス下限からのロングです。
私はこれがベストな手法だと思っていて、ボックス相場でエントリーする際は必ずこの方法でエントリーしています。
もし、上限や下限でエントリーできなかった場合の二次的な策として、エントリー後の押し戻りを待つというものも考えますが、基本はボックス圏内にいるうちに勝負します。
その方が、ブレイク時に大きく動くような場合もとりやすいですからね。
以上、でのボックス相場での手法、立ち回り方についてでした。
事前にエントリーの方向さえ決めていれば、何もブレイクを待つ必要はないというのが私の考えで、この方がリスクも少なくブレイク後の大きな動きにも乗りやすいと思います。