こんにちは、kenです。
FXの手法の一つに逆張りと呼ばれるものがあります。
この逆張りですが、結構勘違いしている人が多いように思うのです。
順張り逆張りというようにあるので、順張りはトレンド方向に仕掛ける手法、逆張りはトレンドと逆方向に仕掛ける手法だと思っている人も多いと思います。
でも私はそれだけじゃないと思っています。
今回は、そんなFXの逆張りと言われる手法についてです。
逆張りというのは、ちょっと皆が思っている認識と違う手法だと私は思うのです。
FXの手法で逆張りを勘違いしている人が多い
そもそも逆張りって何なのか。
順張り逆張りっていう手法については聞いたことがある人も多いと思いますが、一般的な認識だとこんな感じだと思います。
順張りはトレンド方向に仕掛ける手法
逆張りはトレンドに逆らって仕掛ける手法
一般的な認識はこれでしょう。
これって、半分正解だと思うんですが、半分は間違っていると思います。
逆張りが良いと聞いて、完全にトレンドに逆らって仕掛ける人はまず負けます。
なぜなら、完全にトレンドと逆方向に仕掛ける手法というのは逆張りではあるものの、正直勝ちやすいとは言えません。
私は、それだけが逆張りではないと思っています。
もちろん、完全にトレンドに逆らったトレードが駄目なわけじゃありませんし、それも逆張りと言える手法なんですが、私は逆張りは違う方法で使うべきだと思っています。
逆張りはダメだ!という人は、逆張りがトレンドに逆らって仕掛けるものだからダメだと言います。
しかし、私は本来の逆張りはトレンドに逆らうべきではないと思っているのです。
どういうことなのか、説明します。
逆張りの勝ちやすい使い方
逆張りはトレンドに逆らってエントリーする手法だけど、私はそれだけじゃないと思っているというようなことを書きました。
トレンド方向に仕掛けるなら順張りじゃん!という感じですが、それはあくまで一つの時間足を見ればということです。
例えばここでのロングエントリー、逆張りですよね。
そうこれは逆張り。
直近のトレンドは下落で、そこから大きく下落したところで買いを入れている、トレンドとは逆方向に仕掛けてるからです。
でも私はこれはトレンド方向に仕掛けている逆張りと思っています。
なぜかというと、日足も一緒に見てみましょう。
右が日足、矢印は同じポイントです。
日足だと上昇トレンドなのです。
日足の上昇トレンドの戻しの局面、いわゆる順張りの押し目買いのポイントです。
そのポイントで、下の時間足を使って逆張りで上位時間足のトレンド方向に仕掛ける
これが、本来の逆張りというか、正しい逆張りの使い方だと思います。
なので、根本的には逆張りだって順張りの一部なのです。
これが、逆張りはトレンドと逆方向に仕掛ける手法が半分正解で半分間違っているという理由です。
上位足も下位足もどっちも上昇の時にショートで仕掛けるというのは、正直勝率が高いとは思えないしやらない方が良いです。
そんなことをすれば、特にFXの場合は総合すれば負ける可能性が高いでしょう。
しかし、上位足との組み合わせで、上位足が上昇方向に進んでいる場合の戻りの局面で、下位足で逆張りロングするのはあります。
もちろん下落トレンドなら逆。
こういった、方法ならば逆張りだって勝ちやすいのです。
私は逆張りエントリーも多いです
実は私も逆張りのエントリーは結構多かったりします。
先ほど書いたように大きな時間足の上昇トレンドや下降トレンド中の上昇や下落局面の、押し戻り、そこで下位足にして逆張りというのは良くやることです。
他にもレンジ相場でも使います
こんなところのトレンド途中のレンジ相場は、トレンド方向に下位足の逆張りで仕掛けることは良くあります。
上位足でみれば押し目買い、でも下位足で見れば当然下落から上昇に転換するところで、早く仕掛ければ逆張りとなります。
私はこうしたエントリーも結構多く、勝率も決して低くありません。
やってはいけないのは、上位足が上昇中にショートで仕掛ける逆張り。
これは危険です。
もちろんそうやって勝つ人もいますが、難易度も高く難しいですし、初心者がやって勝つのもなかなか難しいのが現実。
そういった局面を避け、逆張りするのなら上位足で順張りのポイントで、下位足、執行足で逆張りを仕掛けるという方法が良いと思います。
以上、FXの手法で逆張りはトレンド方向と逆に仕掛けるだけではないというお話しでした。