こんにちは、kenです。
FXでは損切りは必須だと言われていますし、私もそう思いますが、損切りはそのように行うのが良いのでしょうか。
FXの損切りを固定pipsで行うという人もいれば、pipsは変動させるという人もいます。
損切りを一度入れたら固定して動かさないという人もいれば、相場が動けばそれに従って動かすという人もいます。
一体どういう損切りが良いのか、理想的なのか、今回はそのあたりのお話しをしたいと思います。
今回のキーワードが損切りは固定するのが良いかどうか、かなと思います。
FXで損切りを固定pipsで行う場合のメリットデメリット
まずFXで損切りを固定pipsで行うことの賛否です。
これは色々な意見がありますが、メリットもデメリットも両面ある損切り。
それぞれ少しお話ししましょう。
損切りを固定pipsで行うメリット
まず損切りを固定pipsで行うメリットですがいくつかあります。
一つは単純に損切り設定が楽という点です。
使っているトレードシステムによっては、エントリーと同時に損切りを入れることのできるものもあります。
そのシステムを使う場合損切り20pipsなら20pipsと登録しておけば、エントリーと同時に損切りが入るので非常に楽です。
入れ忘れることがないというのもメリットですね。
また、損切りに余計な気を回さなくいいというのもメリット。
考えることが少なくなれば、よりエントリーに集中できます。
損失が固定になるのも良い点かと思います。
毎回損をすればいくらと金額が決まってくるので、想定外に大きな損失になるということがありません。
損失が限定され入れるのが楽ということもあり、初心者に向いている損切り方法とも言えます。
損切りを固定pipsで行うデメリット
では逆にデメリットにはどのようなものがあるかというと、固定pipsだと相場のボラティリティに関係なくpipsが固定されるので、相場によっては損切りにかかりやすくなるという点があります。
ボラティリティが大きいときに損切りを固定で入れると、すぐに損切りにかかてってしまいます。
逆に、ボラティリティが全然ないときに固定pipsで損切りを入れると、損切りが遠すぎてリスクリワードが1:1以下にならないようにすると、利確までが遠すぎるということになります。
メリットもありますが、実は固定pipsで損切りを入れるというのはちょっとデメリットが大きいやり方でもあるのです。
私はお勧めしませんし、プロトレーダーで固定pipsで損切りを入れてる人、私は見たことありません。
やはりボラティリティに合わせて損切り幅を決めるというのが良いと思います。
FXの損切りポイントを固定するメリットとデメリット
もう一つ損切りを固定するというと、入れた損切りを動かすか動かさないかという点にも注意すべきかと思います。
マイナス方向へ動かすのは当然NGです。
しかし、プラス方向へ損切りを動かす、トレールという方法はありです。
トレーリングストップなんて言い方もしますが、こんなストップの入れ方です。
赤い矢印のところでエントリーしたら、相場が上昇して行くに従って、徐々にストップを切り上げていくというやり方です。
これにもメリットとデメリットがあります。
損切りポイントを固定するメリット
まずメリットですが、損切りを動かしていけば、思わぬ大暴騰や大暴落などがあっても最低限の利益を確保できるという点です。
先ほどのチャートの途中で、指標などで今までの利益を全て吹き飛ばすような大きな下落があった場合、最初の位置に損切りを置いてたら損失で終わりますが、トレールしておけば利益を残せます。
これが最大のメリットです。
損切りポイントを固定するデメリット
デメリットがあるとすれば、大きめのブレに捕まることがあるということです。
先ほどのような上昇相場でも、たまに少し大きめの押しが入ることがあります。
最終的には上に上がる押しだったとしても、トレーリングストップを入れると、その押しに引っかかってしまうかもしれません。
最初の位置に損切りを入れてれば利益を最大限取れたのに、損切りを切り上げたためにかかって小さな利益しか得られなかった。
こんなこともよくあります。
じゃあどうすればいいのか、実は答えはありません。
私の場合の損切り
私はどうしているかというと、損切りを入れるポイントはボラティリティによって変えているので、固定pipsではありません。
そして、エントリー後は損切りは動かすこともあれば動かさないこともあります。
そもそもトレーリングストップは大きな利益を狙う場合に入れることの多い損切り手法。
私は比較的小さな利益を狙うコツコツトレードなので、トレールするとしても建値に損切りを移動するくらいです。
それ以外ではほとんど移動させませんが、稀に大きく動いて狙えそうなときはトレールのような損切りをいれることもあります。
このあたりは臨機応変にという感じですね。
最初の損切りはボラティリティに合わせて臨機応変に、その後の損切りは小さな値幅を狙うなら動かさず、大きな値幅を狙うなら動かすこともある。
そんな感じにしています。
私が検証した限り、これがベストな方法でした。
以上、FXで損切りは固定が良いのかどうかというお話しでした。