こんにちは、kenです。
FXでは損切りは必要だと思いますし、損切りしないという選択肢はないと常々思っている私ですが、実は不要な場面も存在します。
以前にも何度かこのブログでは書いてきていると思いますが、損切りしないというは当然あり得ないので必ず入れるのです。
しかし、場合によっては損切りを入れなくてもいい場合も確かにあるので、今回はそのあたりのお話しをもう一度したいと思います。
まず大前提としてどんな場合も損切りは入れるのです。
ただし、ごく一部例外が存在する場合もある、そう考えるのが一番良いのかなと私は思いますがそのあたりの詳しいお話しをします。
FXで損切りしないというのはあり得ない
まず損切りしないというのは基本的にはあり得ません。
これはこのブログで何度も書いてきていますが、損切りしない=必ず資金を飛ばすからです。
確かに損切りを入れないと勝率は極めて高くなります。
それこそどんな局面でも勝てる、自分は天才じゃないか、そんなことを思ってしまうほど、勝つことができるようになると思います。
でも、それは勘違いです。
そりゃ損切りを入れなければ勝率が上がるのは当たり前。
めちゃくちゃ勝てるようになるでしょう。
しかし、いずれは必ずポジションと逆方向に大幅に動いてしまうことがあります。
その時に大損するのです。
それまで買って稼いできた資金のほぼ全てを失うほどに負けます。
もちろん、いつ大損するほど逆方向にレートが動くのか割れば良いのですが、そんなことがわかるのなら誰も苦労しません。
調子よく勝っている時に、いきなりその時は来るのです。
損切りを入れないので、損失は広がり、資金はドンドン減っていく。
下手すれば口座の資金を全て飛ばし強制ロスカット、うまくいっても今までの稼ぎの大半は飛ばして、我慢できず精神的に追い詰められてロスカットとなるでしょう。
勝っている時には信じられないかもしれませんが、必ずそんな時が来ます。
だから損切りというのは絶対に必要なのです。
FXの損切りが不要なのは特殊な場合のみ
ただし、その損切りが不要な場合があります。
それは、外貨預金のようにFXを行う場合です。
外貨預金とはレバレッジを掛けずに円を外貨に換えて預金する場合のことです。
この場合、私は損切りを入れなくても良いと思います。
なぜなら、円かその通貨がなくならない限り強制ロスカットなんてことにはならないからです。
ただし、条件は2つ。
ある程度安定した通貨であることと、スワップ金利が貰えることです。
スワップ金利が貰えれば、ある程度の為替差損は時間が解決してくれますから、さほど価格の上げ下げは気にする必要はなくなります。
ただし、ある程度安定した値動きをする通貨が良いと思います。
私がもし外貨預金をするならドル円です。
ドル円は、ほぼ決まったレートで常に上下していて、ある程度下がったところで買う、高くなったら売るを繰り返せば、数年単位ではありますが資金が何割か増えていくかと思います。
このあたりの洗濯については以前もブログで書きましたが、ドル円は少ないですがスワップ金利も貰えるし、外貨預金代わりに使うには非常に良い通貨です。
そしてドル円のように長期でレンジの中にあるような通貨で、信頼のできる通貨ならば損切りは不要というトレード方法でも全く問題ありません。
あくまでレバレッジ1倍程度の外貨預金代わりにするならという条件が付きますが、損切りは不要というわけです。
しかし、これ以外の場合は必ず損切りは必要です。
損切りは絶対に必要
今回書いたように、損切りというのは基本的には絶対に必要なもので、しないという選択肢はあり得ません。
ただし、外貨預金のように使う場合のみ不要なこともある。
そう考えて貰うのが良いのかなと思います。
私も長くトレードをしてきていますが、今まで損切りを入れずに生き残っているふとは一度も見たことがありません。
損切りしないトレードをしている人は沢山いますが、絶対に生き残れないのです。
損切りしない人というのは、搾取される側。
絶対にそっちになってはいけないのです。
以上、FXで損切りしないのはあり得ないというお話しでした。