こんにちは、kenです。
FXには勝ち組と負け組がいます。
嫌でも分けられてしまうわけですが、皆が勝ち組に入りたいと願いながら負け組に甘んじているというのが現状かと思います。
では勝ち組と負け組で何が違うのか。
色々と違う部分はあると思いますが、今回は手法の面から違いなどを考えて見たいと思います。
また、負けない手法というのはどういうものか、どんな考え方で手法を使えば良いのか、そのあたりを含め今回は記事にしてみたいと思います。
FXで勝ち組の手法の共通点
FXで勝ち組と言われる人達の手法にはどのような共通点があるのか考えて見たいと思います。
私も勝っている人の手法を色々研究しました。
もちろん手法自体は様々なものがあります。
それぞれ違うものだし、使うテクニカル分析も違います。
しかし、その中に何か共通しているものは無いか考えてみました。
そして2つ共通点があることに気がついたのです。
その共通点というのが、複数の時間足をみてトレードしているという点と感覚的なものがトレードに折り込まれているということ。
複数の時間足もしくは長短の波を見ている
複数の時間足を見ているというより、正確には長短の波や動きを考慮しているという感じです。
複数の時間足をみるか、時間足自体は1つだけしか見ていなくても、動き自体は長短を見ているという手法がほぼ全てでした。
例えばこんな感じで、赤い大きな波形と青い小さな波形をどちらも見ているのです。
必ずといって良いほど、大きな時間足と小さな時間足、もしくは長短の波の動きを見てエントリーしているというものがほとんど。
例外はありますが、勝ち組トレーダーが使っている手法の大半はこうしたものだったのです。
よく、複数の時間足を見なさいとかいわれていますが、ようは長短の波形を認識できれば単一時間足でもよいわけです。
それともう一つが感覚的なものが、トレードに折り込まれているという点も、勝ち組トレーダーの手法の特徴だったように思います。
手法に感覚的なものが折り込まれている
これを言葉にするのは難しいのですが、手法の一部に何か感覚的なものが折り込まれているのです。
手法自体でそれを考慮するということはなさそうでしたが、文章や口頭では説明できない、何か感覚のようなものが常に手法には折り込まれているという印象がありました。
どのトレーダーさんも、その感覚部分を文章化したり説明したりするのに苦心しているようでしたが、やはりそこは感覚の部分なのでしょう。
私もこのブログで伝えるのは難しいですが、何か感覚の違いが勝ち組のトレーダーと負け組のトレーダーには有り、同じ手法を使ってもそこが決定的に違うため結果が変わってくる。
そんな印象を受けたのです。
FXの手法で負けない方法と考え方
FXで負けないためには丼手法を使えば良いのか。
FXの手法で絶対負けないものなどありませんが、ある程度の期間をみれば勝つことができる、そんな手法はあると思います。
いえ、正確に言えばそれはちょっと違います。
誰しもなので負けない手法を探してしまいがちですが、実際は負けない手法があるんじゃなくて、手法を負けないように使いこなすのです。
どんな手法でも使う場所を誤れば負けるし、ある程度のレベルの手法であれば使い方によって、そう簡単には負けないのです。
私が過去に見てきた勝っているトレーダーは魔法のような誰でも勝てる手法を持っているわけではありませんでした。
移動平均線の反発とか、ボリンジャーバンドの反発とか、ライン反発とか。
そんな単純な手法を使っているのです。
でも負けないわけです。
当時は理解できませんでしたが。今になって思うのは、負けない手法というものがあるのではなく、手法を負けないように使いこなすことをできる人が勝ち組のトレーダーなんだということです。
例えばですが、世界イチ切れ味の良い包丁があるとします。
そんな素晴らしい道具を持っていたとしても、今まで料理したことがない人がいきなり素晴らしい料理を作れるわけではありません。
キャベツの千切りひとつできないでしょう。
しかし、熟練の料理人は100均の包丁であっても、効率や味は多少落ちても、素晴らしい料理は作れるし、キャベツの千切りだってそこそこのものはできる。
FXも同じで、手法というのはあくまで道具。
問題はそれを使う人の技量にあるのです。
これが分かっていなければ、いつになっても負けない手法を探してウロウロすることになり技量は身につきません。
負けない手法を得るためには、自分がある程度どんな道具(手法)を使っても勝負できるような技量が必要だということです。
これが長い私の勝てないFX人生の中で分かったこと。
これに気がついてから、自分で言うのも何ですが成長は早かったように思います。
今までいくら手法を学んでも一歩もすすんだ気がしなかったのですが、負けない手法があるんじゃなくて、どんな手法を使っても負けない技術を身につけなきゃいけないと気がついてから、一歩ずつではありますが進んでいる実感がありましたからね。
以上、FXで勝ち組と負け組の手法の違いや、負けない手法の考え方についてでした。