こんにちは、kenです。
FXで自分の手法を作りたいと考えている人も多いかと思います。
私もこのブログで何度も手法は自分で作った方が良いというようなことを書いています。
それには理由があって、単純に他人の手法で勝つのは難しいからです。
今回は、自分の手法を作ろうとしたときに、どうやって作れば良いのか分からないという人も多いと思うので、手法の作り方について書いてみようと思うのです。
手法の作り方は人それぞれかもしれませんが、私が散々苦労して行き着いた作り方について説明してみようと思います。
FXで私が行った手法の作り方は単純
私が行った手法の作り方ですが、基本は簡単です。
検証と改善を繰り返して行くというもの。
これはこのブログでも何度も書いています。
でももう少し具体的にどうしたら良いのか、そのあたりの説明をしたいと思います。
ベースになる手法を決める
まず最初にやることですが、ベースとなる手法を決めるのです。
というのも、いきなり何も無い状態から手法を作れといわれても難しいのが現実。
何か一つ手法を使い、それをベースに自分の手法を作っていくという方法が最もわかりやすいと思います。
ベースとなる手法は何でも良いです。
自分と相性の良い手法、何となく良さそうな手法、性格に合っている手法、何でもいいのでピンときた物を使ってください。
それこそ過去に購入した教材に書かれていた手法でも良いし、私がこのブログで紹介したことのある手法でも良いです。
何もないと言う方には一つベースとなる手法を紹介します。
移動平均線とラインを使った手法なんですが、高安値に引いたラインでサポレジ転換&MA20反発が発生した場合にエントリーするというものです。
MAはある程度傾斜があるトレンドが発生している状態での反発、サポレジ転換のライン反発も分かりやすいところだった場合に狙ってください。
これをベースにしても良いと思います。
過去チャートで検証してみる
まずやることは過去チャートでの検証です。
過去チャートをみて、実際にどこでエントリーできるか検証していきます。
そして勝ちと負けを記録し、2〜3年分はそれを繰り返し勝てるかどうか検証していく。
勝てないようならどこかに問題があるということなので、そこを改善して行きます。
過去チャートで検証している状況で勝てないのなら、リアルのトレードをしても絶対に勝てないので、まずはどこに問題があるのかを絞り込んでいくのです。
負けたトレードを集めて、どこかに負けたトレードだけに多い共通点はないか、そこを調べていくわけです。
トレードした部分だけではなく、その前後の値動きも含めて考えていきます。
ある程度期間を区切ってやってみても良いですね。
10回トレードしたら検証作業を繰り返すという感じでもオッケー。
とにかく負けたトレードを集めるのが目的です。
負けたトレードの共通点を分析し、そこを改善、克服していくわけです。
負けた原因が克服できれば、徐々に負けなくなっていきます。
この過去検証で良い結果が出るようなら、デモトレードか1,000通貨程度の小額通貨でのトレードにうつります。
勝てたらデモトレードか少額リアルトレード
デモトレードでもいいのですが、私は1000通貨くらいの少額でのトレードをお勧めします。
数百円とはいえ実際にお金のやり取りがあるので、多少緊張感は生まれますし、本物のトレードに慣れるチャンスですからね。
実際にトレードして勝てるかどうかテストしていきます。
やることは一緒です。
実際トレードしてみて、勝てるようなら良いですが負けるようなら負けトレードを集めて共通する問題点を探していくのです。
リアルな相場でのトレードなので、これもある程度の期間や回数、1週間〜1ヶ月、もしくは10回トレードしたらという感じに区切って検証していくのが良いと思います。
ひたすらこれを繰り返し、問題点を改善して行くわけです。
例えばエントリーした後にすぐ逆行してしまうことが多いという問題があったとします。
その場合、どこに問題があるか考えるのです。
例えばエントリーする場所が悪いのではないか、もっとトレンドの根元でエントリーするにはどうしたら良いのか考えて初動だけ入るようにしよう。
もしかするとそもそも相場の大きな流れの見方が悪いんじゃないか。
日足や4時間足でのトレンドの見方を少し変えてみよう。
そんな感じで改善していきます。
改善して良い結果になれば良いし、ならなければまた改善。
これを繰り返して行くのです。
一つ問題が見つかれば、その改善策はいくつか思いつくと思いますが、それを片っ端方試すのです。
そしてまた検証。
たまに解決策を思いつかないときも出てきます。
そんな時は寝て一度頭を休めてまた考える。
ふと、こうしたら良いかもしれないとアイディアが浮かぶこともあるでしょう。
そしたらそれを試してみる。
私はこれを何年か繰り返しました。
改善する度に手法は少しずつ形を変え、最終的にできたのが今の手法というわけです。
長い道のりでしたが、これが自分で手法を作るということ、手法の作り方かと思います。
以上、FXで苦労した私の手法の作り方でした。