こんにちは、kenです。
FXでトレード記録が重要だと聞いて、実際に付けてみようと思っている方もいるでしょう。
私もトレード記録は絶対に付けた方が良いと思っている一人です。
ただし、トレード記録を付けるといっても、タダ勝ち負けの記録を付けていくだけでは全然ダメで重要な記録のつけ方があったりします。
実際にトレード記録を付ける際にどんなことを記録すれば良いのか、なぜ勝ち負けを付けるだけではダメなのか。
今回は、そんなことについて書いてみたいと思います。
FXのトレード記録は勝ち負けだけじゃ駄目な理由
FXのトレード記録を付ける際に、勝ち負けだけ付けるという方法では駄目な理由ですが、そもそもなぜFXでトレード記録を付けなきゃいけないかを考えれば分かります。
FXのトレード記録というのは勝敗を計測するため、勝率などを出すために付けるというのも一つの理由なんですが、実はそれ以上に重要な理由があります。
それはなぜ負けるのかを見つけるためです。
FXで勝てないというのは、トレードのどこかに問題があるからです。
全く問題のないとレードなら勝てるはずですからね。
勝てないというのはトレードのどこか、何かに問題を抱えているわけで、その問題点を解決しない限り勝てるようにはなりません。
問題を解決するには、その問題点を改善して別の方法を試す必要があるわけですが、そもそもどこに問題があるのか分からないから、なぜか勝てないという状態になってしまうのです。
どうしても勝てない、なぜか勝てない、それを解決するには問題点を見つけなきゃいけません。
その問題を見つけるのにトレード記録が役に立つのです。
トレード記録を詳細に付け、なぜ負けてしまったのか、その分析をするのに詳細なトレード記録が必要なわけです。
記録するデータには何が必要かですが、エントリーした瞬間のチャートはもちろん、その前後、他の時間足のチャート。
なぜそこでエントリーしたのか、その根拠とその時考えたこと。
そしてその結果どうなったのかと、その後の相場の流れ。
最低限これだけのデータは必要です。
FXでトレード記録のつけ方
実際のトレード記録の付け方ですが、これは人それぞれなので自由。
とはいえ、どうつけて良いか分からない人も多いはずなので、私の例を出します。
このページに沢山載せてます。
そう、私はこのブログで実際にトレード記録を残していますが、最低限欲しいデータがこれです。
まず、最低限日足、それにラインなどを引いたのなら、その根拠となった時間足のチャート。
当然ですが、エントリーした時間足のチャートもです。
そしてどうやって分析してエントリーに至ったかその経緯。
上位足はどう分析し、執行時は何を見てエントリーしたのかです。
そして、決済の理由とその後の値動き。
このあたりを記録すれば良いかと思います。
重要なのはなぜそこでエントリーしたのか、その分析の過程です。
結果は正直どうでもよくて、その分析の過程を分かるようにしっかり記録すること。
当然、後から再びどう分析すれば良いか分かるように、チャートも一緒の載せること。
これさえしっかりやっておけば記録としては優秀です。
トレード記録の活用方法
付けたトレード記録の活用方法ですが、私の場合大体10〜20ほどの記録が集まったら分析します。
これには様々な意見がありますが、2〜3集めただけでは意味ありません。
100〜200あれば精度の高い分析も出来るでしょうし、はっきりした傾向も出るでしょう。
しかし、100〜200の記録を分析するのにどれだけ時間がかかるか。
頭のいい人なら出来るかもしれませんが、少なくても私には無理です。
なので、まだ過去のトレードを覚えている最低でも10〜出来れば20程度の記録が集まったら分析します。
1日1回程度を目安にトレードしている人なら数週間〜1ヶ月程度分の記録ですし、1日数回トレードする人なら1週間程度分でしょうか。
集めた記録を見て、特に負けトレードを重点的に分析します。
どこか負けた時の共通点はないか、どこが原因で負けてしまっているのか探すわけです。
それが見つかればその部分を改善。
再び検証し問題があれば改善を繰り返します。
活用方法としてはこれだけ。
以上、FXでのトレード記録の付け方に関してでした。