こんにちは、kenです。
FXで勝つための手法の一つにレンジブレイクを狙うという方法もあります。
いわゆる、レンジ抜けを狙った手法です。
レンジの後はトレンドになる可能性が高いという相場の特徴を生かした手法で、レンジを抜けた方向にポジションを持つのがベストです。
有名な海外トレーダーもレンジブレイクだけ狙ってれば勝てる、なんてことを言ってましたが、それくらい鉄板の手法でもあります。
しかし、実際レンジブレイクを狙っても中々うまくいかないなんて人も多いと思うのです。
今回はレンジブレイクを狙うのが良いといわれる理由と、レンジブレイクで勝つための手法や戦い方などについて書いてみたいと思います。
FXでレンジブレイクを狙うと良いといわれる理由
まずFXでレンジブレイクを狙うのが良いといわれる理由ですが、チャートを見て貰うとすぐにわかると思います。
以下の3枚のチャートを見て貰うように、レンジ抜けというのはその後伸びやすいのです。
いずれも、レンジが形成され、それを抜けることでトレンドが発生した例です。
こんなのは本当に沢山あって、常に同じようなことが起こっています。
1つ目は平行レンジの下抜け、2番目はアセンディングトライアングルの上抜け、最後はディセンディングトライアングルの下抜けです。
いずれも代表的なレンジ抜けのパターン。
見ての通り、抜けた後は大きくその方向へトレンドが発生しています。
基本レンジで貯めたエネルギーが、トレンドという形になって表れるので、こうしたレンジ抜けを狙う方がトレンド初動に乗りやすく大きく獲れるというのがレンジ抜けを狙う理由です。
レンジブレイクの基本的な戦略
ではレンジブレイクはどう狙えば良いのか、基本的な戦略は二つです。
一つは一般的にいわれている、レンジ抜けからの押し戻りを狙う方法です。
こんな赤い矢印の所ですね。
この時注意して欲しいのが、緑の矢印の所でのショートです。
抜けたのをみてすぐにショートをする、これはNGです。
その後戻りが入ることもありますし、騙しになることもあるのでやっちゃいけないエントリー。
狙うならば赤い矢印の所で、ブレイク後戻してきたところを狙うという方法です。
まぁ、これはレンジブレイクの手法としては鉄板の方法ですよね。
確かにこれは有効な方法ですし、私も狙う方法、戦略の一つです。
しかし、私にはもう一つレンジ抜けを狙う方法があります。
それがこれ。
レンジブレイク前から狙うという方法です。
実は私はこの方法の方が圧倒的に多かったりします。
それぞれ具体的な手法について説明します。
FXのレンジ抜けで勝つための手法
レンジ抜けを狙う方法は2つあるというお話しをしました。
レンジブレイク後の押し戻りを狙う方法と、レンジ抜けを事前に見越して仕掛けておくという方法の2つです。
その両方について少し詳しく説明します。
まずはレンジブレイクからの押し戻りの方法からです。
レンジブレイクからの押し戻りの手法
まず一つ目のレンジブレイクからの押し戻りを狙う手法です。
これはしっかりレンジ抜けしたのを確認してから入る手法。
先ほどのチャートでいうとこれですね。
本当に分かりやすいエントリーポイント。
レンジブレイクした後に、レンジの上限下限まで1度戻し、そこから再度トレンドが再度加速していくパターンです。
これを仕掛けるのは実に簡単。
ブレイク後ライン反発したら乗れば良いだけ。
非常に簡単な手法ですし、再現性も高いです。
非常に分かりやすいエントリーだと思います。
チャンスが来たら迷わずのってください。
レンジ抜けを見越して事前に仕掛ける手法
もう一つの方法がレンジ抜けを見越して事前に仕掛ける手法です。
これにはポイントがあります。
そのポイントというのは、レンジ直前に発生していたトレンド方向に仕掛けるということ。
レンジをトレンド相場中の、押し目や戻しと考えるわけです。
先ほどのチャートで見るのなら、仕掛けるべきはこういうポイントになります。
このチャートは転換してしまっていますが、この後上昇トレンドになる場合、この手法が有効だったということになります。
例えばこんなところがこのパターンだと大きく獲れるところです。
他にも、先ほどディセンディングトライアングルと書いたレンジですが、大きくみればこんな感じで平行レンジにみえ、その上限から売ることもできます。
これは基本的にはレンジ内でのトレードの手法なのです。
レンジ相場で戦うためのものですが、当然レンジブレイクを想定してポジションを保有していくということで、レンジ抜け用の手法としても使えるわけです。
私はこの方法が好きで仕掛けられるところではよく使います。
FXのレンジ抜けは抜ける前にも抜けてからも狙える
というわけで、手法を2つ紹介しました。
FXでのレンジ抜けを狙う手法というのは、レンジが抜けてからでも狙えますし、レンジが抜ける前に抜ける方向を想定して仕掛けることもできます。
なにもレンジが抜けるまで待つ必要もないのです。
少なくても私はレンジ抜けを待って仕掛けるときもあれば、抜けるのを待たないときも多いです。
私のように細かく勝率を上げていくというタイプは、レンジ抜け前に入って利確、レンジ抜けた後に押し戻りでもう一度入るなんてこともします。
どっちも狙えるわけです。
もしレンジ抜けを狙っているのなら、この2つの方法を自分なりに訓練し、使いこなせるようになると、レンジ内でもトレードできますし、もちろんレンジ抜けも狙え、どんな相場でも戦えるように思います。
以上、FXでレンジ抜けのトレード手法や戦い方についてでした。