こんにちは、kenです。
FXではなぜレンジができるんだろう。
そんな疑問を持っている人も多いでしょう。
確かにいつもいつもレンジ相場になる理由は気になると思いますし、もしレンジになる理由や原因が分かるのなら、どこがレンジになるか判断することができるかもしれません。
レンジで散々やられてきた人にとってはそれはどうしても知りたいこと。
私も散々レンジにやられてきたので、レンジの研究は人一倍してきたと思います。
今回は、そんなFXでレンジができる理由や原因、そしてレンジでの戦い方や勝ち方について書いてみたいと思っています。
FXで発生するレンジの種類
まずはFXで発生するレンジの種類からです。
レンジの種類といえば平行レンジ、トライアングル、フラッグなどが思いつくかもしれませんが、私のいう種類はそれではありません。
レンジというのは、大きく分けて2種類に分けられます。
それは注文が入らなくて動きが停滞するレンジと、注文がぶつかり合って上下に動きながら一定のレンジで推移するレンジ。
つまり、売り手も書いても積極的に攻める要素がなくどっちの注文もあまり入らないので動きが停滞してしまうような場合がひとつ。
もうひとつは、逆にどちらの注文も同じくらい積極的に入ってくるので、一定の値幅で動きが押さえられてしまう場合。
この2種類です。
注文のあまり入らない動きが停滞してしまっているレンジというのはこんなのですね。
急上昇や急下落など大きなトレンドの後に発生しやすく、売りも買いもほとんど入らない停滞状態です。
これが発生するのは、上記のチャートだと大きなトレンドが発生し、その後追加での買い注文も入らず売り注文もそんなに入ってこない状況。
つまり皆が様子見をしているから起こるレンジです。
これは勝負しにくいので個人的には無視で良いと思います。
レンジをしっかりブレイクしてから次の動きに備えれば良いのかなと。
問題はもう一つのしっかり注文が活発に入ってくるレンジです。
こんな所のレンジです。
これは注文が活発に入っているのが分かります。
トレンド継続を想定する注文と、その決済や反転狙いの逆張りをしてしてくる注文がぶつかり合って、上下に動きのあるレンジ。
このタイプのレンジは仕掛けることができると私は思います。
FXでレンジはなぜ発生するのかその理由
先ほどの説明で注文が入らないレンジは皆が様子見をするから発生すると書きました。
これは単純に買い売り勢力共に、今は攻めるべき時ではないと思って様子を見ているからです。
例えば大きなトレンドの発生後とか、大きな指標発表の数時間前なんてのはこの状態になりやすいです。
大きなトレンドの後は、買い勢力がいつ利確しようか様子を見ている状況ですし、売り勢力も今はまだ売り時ではないと様子を見ているとき。
当然動きはありません。
大きな指標発表の前も、とりあえず自分のポジションを決済した人は指標が出るまで様子見ですし、ポジションを持っている人も指標が出るまでなにもせず様子見。
当然動かないわけです。
では、動きのあるレンジの場合はどうかというとこっちはちょっと複雑です。
一言で何が原因でこのタイプのレンジになるとはいいにくいのですが、このタイプのレンジが発生しやすい場所ならある程度予測が付きます。
それは、単純に売りと買いが交錯する場面です。
例えばこんなところ。
赤いラインはこの1時間足でみた戻り売りのポイントです。
当然、1時間足を見ている人は、赤いライン辺りから売りで仕掛けます。
青いラインは1時間足ではなにもありませんが、日足でみると押し目買い候補のラインなのです。
なので、この青いライン付近では押し目買いが入ってくる。
上から売られ下からは買われる。
これは1時間足をメインでトレードしている人と、日足をメインでトレードしている人のぶつかり合いです。
なので、上下に動きのあるレンジができるのです。
動きのあるレンジの大半はこれが理由。
なぜレンジができるのかといえば、同じ時間足もしくは違う時間足で上と下にそれぞれレジスタンスラインとサポートラインがあるからなのです。
FXのレンジでの勝ち方
ではこのレンジでどう戦えば良いのか、勝ち方ですが一般的にはレンジは上限からは売り、下限からは買いだといわれています。
それはそうなのですが、もう少し具体的に戦う方法があります。
例えばラインの引き方に、ライン際では時間足を落として戦うこと、それにレンジでも方向に気を付けてエントイリーするなぢがあります。
詳しい戦い方については下の記事に詳しく書いてあるのでそっちを読んでみてください。
この方法でエントリーする限り、割とレンジで苦戦することはないかと思います。
以上、FXのレンジはなぜ発生するのか、その理由と勝ち方などについてでした。