こんにちは、kenです。
FXのレンジは避けてトレンドだけ狙うという人も多いですし、積極的にレンジを狙いに行くという人もいると思います。
私もレンジは積極的に狙う一人なのですが、今回は狙うべきレンジの種類について書いてみたいと思います。
一言でレンジといっても、狙いたいレンジとそうじゃないレンジがあります。
レンジにも色々な形がありますが、今回は狙うべきレンジの種類について書いてみたので参考にしてください。
FXで狙うべきレンジの種類
まずは狙うべきレンジの種類から紹介したいと思います。
どんなレンジなら仕掛けるべきか、エントリーしやすいレンジということになりますね、
平行レンジ
まずはやはり平行レンジです。
これは絶対に狙いたいレンジ。
こんなある程度一定の値幅で動くレンジのことです。
レンジの代表格のようなもので、これは非常に狙いやすいので狙うべきレンジとなります。
最も多く出現しますし、小さいものから大きいものまでサイズは様々です。
狙い方に関しては以前記事にしているので、それを参考にしてください。
フラッグ
続いてフラッグです。
フラッグとは斜めに上下一定幅で動くこういうレンジのこと。
このフラッグも大きさの大小はありますが割と沢山でます。
ただ、このフラッグをレンジとして扱うかどうかは微妙なところ。
私の場合は、ただの波形として捉え流ことが多いです。
なので、これをレンジとみるのなら狙うべきなのですが、普通の押し目や戻しとしてみて狙うというのも一つの方法です。
レンジブレイクからの押し戻しを狙うという方法もできるんですが、ライン反発を狙うのは簡単で派無く、難しいと思います。
なので、レンジという形に捕らわれず、ただの押し目や戻しとして見てみると入りやすいと思います。
これをただの押し戻しとしていれば、フラッグ自体はほとんど意識することはなくなると思いますが、一応入るべき形の一つです。
アセンディングトライアングル・ディセンディングトライアングル
最後の一つはアセンディングトライアングルとディセンディングトライアングルです。
安値が切り上がって、上値が平行のこれがアセンディングトライアングル。
狙うべきは高値が切り上がるレンジですから、上方向の矢印の所のブレイクです。
これを下にブレイクしたときは、そのまま平行レンジになったりすることも多いので、狙わない方が良いと思います。
下値が平行で、高値が切り下がるこっちがディセンディングトライアングルです。
こっちは、狙うべきは矢印の平行の方のレンジブレイク。
高値が切り下がっているわけですから下方向のブレイクのみ狙います。
上方向のブレイクは平行レンジへ移行する可能性が高いです。
転換場面などででやすい形なんですが、そんなに出現頻度は多くないものの、でたらブレイクを待ってから仕掛けるというのがベストな方法です。
以上が狙うべき3つのレンジです。
平行レンジが特に重要
3つ狙うべきレンジを紹介しましたが、この中でも特に重要なのが出現頻度の圧倒的に多い平行レンジです。
何なら、平行レンジ以外は全部見送ってしまっても良いという位、平行レンジの重要度は高いです。
何と言っても私自身、平行レンジ以外ほぼ見送ってます。
アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルはそもそもそんなに出現しませんので、でれば気にする程度。
積極的に探すのは平行レンジですね。
平行レンジは狙う方法も複数ありますし、勝率も高く、ここで紹介する狙うべきレンジは平行レンジだけにしようかと思ったほどです。
それくらい重要なので、平行レンジだけは何としても狙うようにしてください。
それ以外はさほど重要度は高くないです。
フラッグも狙いすぎると負けるので、普通の押し戻しとして見て、アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルは偶然見かけたら仕掛ける、位の気持ちで十分かと思います。
平行レンジの仕掛け方、戦い方については先ほども紹介した、この記事を読んでみてください。
狙うべきではないレンジの種類
せっかくなので狙うべきではないレンジについてもお話ししたいと思います。
上記で説明したレンジ以外全て狙わなくて良いと思っていますが、私が知る限り特に危険なのが以下のようなタイプ。
ダイヤモンド型
まずはダイヤモンド型です。
これは正直狙い難いです。
ブレイクしたところを狙うえば良いなんてことも言われていますが、不安定でやらない方が良いです。
こういういびつな形のレンジは素直に見送ってください。
ただ、これも見方によっては平行レンジになります。
レンジなんてその人の見え方一つなので、ダイヤモンドに見えるのなら仕掛けない、平行レンジとして見ることができるのなら仕掛ける。
それでいいかと思います。
三角保ち合い
単純な三角保ち合いも他の形のレンジに移行することも多いので無理に仕掛ける必要はないかと思います。
こんなレンジですね。
これって、各種トライアングルになったり、平行レンジに移行することも多いので見送っても良いですし、レンジブレイクも見極めにくいです。
なので私は見送ります。
ただし、これがディセンディングトライアングルに見えるのならブレイクした場所でエントリーも有りです。
先ほども書いたようにレンジなんてどこにラインを引くかで見え方は人それぞれという曖昧なもの。
入れるレンジに見えるのなら入れば良いと思うのです。
同じ三角つながりで言えば、ウェッジも見なくて良いと思います。
結局、ラインブレイクで仕掛ける際に、その仕掛ける押し戻しの起点となるサポレジ転換するラインが、平行ラインじゃないとなかなか判断が難しいのです。
なので、私は基本斜めラインでの反発を基準にしなきゃいけないレンジでは入りません。
拡散型のレンジ
最後が拡散型のレンジ。
こんな高値も安値も広がっていくようなレンジです。
これはレンジブレイクなんて判断できないので完全に見送り。
無秩序なレンジですからね。
この手のレンジは様子をみて、秩序が出てきたら仕掛ければ良いと思います。
しばらく様子を見ると、こんな感じになりました。
こうやって秩序ができたら仕掛けるというのも一つの方法。
以上が、狙うべきではないレンジの種類でした。
常に平行レンジに注目する
ここまでレンジの種類について書いてきましたが、レンジは極力平行レンジになるのを待ってから仕掛けた方が良いと思います。
判断もしやすいしラインも引きやすいですからね。
どんなレンジも、ディセンディングトライアングルやアセンディングトライアングルになることもありますが、最終的には分かりやすい平行レンジに収束する可能性が高いです。
そうならない場合は素直に見送りというのも一つの方法でしょう。
私は常に平行レンジに注目し、平行ラインは引けないかいつも見ています。
先ほどのダイヤモンド型レンジや拡散型レンジの所でも書いたように、多少頭が飛び出ても、引いてみると平行レンジになるということも多いです。
常に平行レンジはできてないか、それだけみて行けば良いのかなと個人的には思っています。
そして平行レンジを判断できれば、そこは狙うべきレンジ。
別記事で紹介した二つの攻め方でしっかり狙ってみてください。
以上、狙うべきレンジの種類と見送るべきレンジの種類でした。